日本最大級のスペースシェアリングサービス「スペースマーケット」を運営する株式会社スペースマーケットは、ワークスペースのシェアリングに特化した新サービス「スペースマーケットWORK」の提供を開始。
同時に、スマートロックなどのICT設備を導入したスペースのみを取り扱う「スペースマーケットWORK Plus」や、他社との連携によるさまざまな企画・サービスもスタートした。
このたびのサービス提供に伴い、貸し会議室が最大60%OFFとなるキャンペーンと、オフィス分散化を検討する企業・法人を対象にモニターを募集し、抽選で1社に上限100万円の支援をするキャンペーンを開催するとのこと。
すぐに使えるワークスペースが見つかる!
「スペースマーケット」は、サービス開始から約6年半で掲載数13,000件を突破。スペースを必要とする人と遊休スペースの有効活用・収益化を望む人との架け橋として事業を展開してきた。
そして昨今の新型コロナウイルスの影響によるワークスタイルやオフィスのあり方の変化を受け、ワークスペースに特化したシェアリングサービス「スペースマーケットWORK」をスタート。
同サービスでは、短時間利用から中長期利用まで幅広い用途で使えるスペースを提供していく。例えば、テレワーク・打ち合わせ・会議・セミナーなどで使用する場合は最短1時間から15分単位で借りられる短時間利用が便利だろう。
また、サテライトオフィスや分散型オフィスとして使用する場合は中長期利用が便利。このとき、オフィス契約時の初期費用などは発生せず、オフィス家具や備品がそろったスペースを月・週単位で借りることができる。なお、契約はオンラインで完結。
同サービスは、スペースを利用したい側(ゲスト)はもちろん、スペース提供側(ホスト)にもメリットがある。現在広がりつつあるリモートワークによって稼働率が低下傾向にあるオフィスの会議室などを貸し出すことでスペースの有効活用・収益化が望めるのだ。なお、長時間でも安心して貸し出せるように、ゲストの個人情報確認にeKYC対応のデジタル身分証アプリ「TRUST DOCK」を導入している。
こだわり空間・充実のサービス
同社は、このたび10を超えるパートナー企業と連携し、さまざまな企画・サービスを打ち出すことで、ホストのサポートとゲストの体験価値向上強化を図っている。
例えば、NTT東日本と業務提携し、高速インターネットやスマートロックをはじめとするICT設備を導入した利便性の高いスペースのみを提供する「スペースマーケットWORK Plus」。まずは、首都圏を中心に提供を開始し、順次エリアを拡大していくとのこと。
また、「スペースマーケットWORK」での企業コラボスペース第1弾として、オフィス家具メーカーの株式会社オカムラと連携。都内3箇所にオカムラの機能的かつデザイン性の高いオフィスチェア、コンパクトデスクを設置し、快適なワークスペース体験を提供する。提供期間は2020年8月4日~2020年12月31日まで。
さらに、サブスク型社宅サービス「マイナビBiz」と連携した社宅とワークスペースの共同提案や、JTBと連携した緊急事態時(感染症拡大や自然災害など)における企業の対策本部やサテライトオフィスの手配などを展開していくようだ。ちなみに、JTBとの連携は東京都を中心に2020年8月27日よりサービス開始とのこと。
そのほか、法人会員向けにお得なベネフィットサービス「スペースマーケットWORK Offers」を提供していく。
その一例として、惣菜のサブスクサービス「オフィスおかん」や飲食の配送サービス「なんでも酒やカクヤス」、英語のコーチングサービス「プログリット」、中古家具のマーケットプレイス「kaggマルシェ」、企業向け出張写真撮影サービス「ヒストリ」など幅広いサービスが挙げられる。
- Original:https://techable.jp/archives/133502
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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