SpaceX(スペースX)は米国時間8月4日の火曜日の夜、宇宙船Starshipの開発プログラムを大きく進展させ、プロトタイプ機ことSN5をRaptorエンジン1基で推進し、約500フィート(約150m)の高度まで飛行させた。このテストは、テキサス州ボカ・チカにある同社のロケット開発・試験施設で行われ、実物大のStarshipのプロトタイプが離昇したのはこれが初めてだ。
SpaceXはテスト打ち上げ全体の動画を公開し、ドローン視点からの映像、SN5に搭載されたカメラからの映像、胴体内からのRaptorエンジンの動作、着陸に備えて展開される脚などを紹介した。
テストが成功した後、同社創業者でCEOのElon Musk(イーロン・マスク)氏は、Starshipの開発プロセスの次の段階を概説した。マスク氏によると、着陸脚は今後いくつかの変更を予定しており、まず長さが長くなり、次に幅が広く高くなり、より平坦でない地形に着陸できるようになるという。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/08/06/2020-08-05-watch-spacexs-stunning-starship-prototype-hop-test-flight-and-landing/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Darrell Etherington
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