発電所を持ち歩こう。太陽のチカラでデジカメ・スマホをチャージしよう

太陽光充電対応モバイルバッテリー・cheero Solar Power Bank 10000mAh

モバイルバッテリーをいくつも買っても、充電を忘れてしまっていてイザ!というときに使えなかったという悲しみを体験してきた皆さまへ。ソーラーパネル付きのモバイルバッテリーっていいですよ。自宅に帰ったら窓際に置いておけば、いつのまにやら電力MAXで一安心です。アウトドア用途だけではありません。ベッドサイドなど、充電ケーブルを伸ばしにくいとこに置いてチャージスポットとするときにも便利な一品なのです。

自分のミスとはいえ使えない荷物を持ち歩くのは悲劇

スマートフォンやデジカメの充電用として適した、10000mAhの容量を持つcheero Solar Power Bank 10000mAh。

不要不急の外出を避けている昨今ではありますが、それでも取材や出張など、重要火急なときには引きこもりタイムを一旦終了させねばなりません。経済動物だもの。ビジネスのおかげでご飯が食べられているんだもの。

ところで移動先の街を見ていると、大事な大事な充電スポットであるカフェやファーストフードの店内の席数が減らされていることがわかります。同時に、利用できるコンセントの数も減少傾向にあることが見えてきます。

コレがじつにキツい。ちょっとした打ち合わせや時間つぶしではなく、ガジェットの充電のために使いたい組としては、席があいていてもコンセントが空いていないと凹みます。

だから各種機材とACアダプタ、ケーブルのほかにモバイルバッテリーもバッグの中に入れておくのですが、ここでミスをしていることが多い。しっかりと充電していないモバイルバッテリーを持ってきてしまうことがあるんです。

太陽の光の一部をスマホのパワー源としてくれる

太陽光パネルの面積が広く、直射日光でなくとも電力を蓄え続けてくれる。

同じようなミスをしたことある皆さま。発電機能付きのモバイルバッテリーを使ってみませんか? 「cheero Solar Power Bank 10000mAh」のような。

このモバイルバッテリーのポイントは、フロントパネル全面に太陽光パネルを装備していること。ソーラー発電を行ってくれるモバイルバッテリーなのですよ、cheero Solar Power Bank 10000mAhは。メーカー希望小売価格は5478円。多機能であることを考えると、コスパ、よくない?

充電効率のデータは公開されていませんが、解説ページによると0%の状態から100%まで充電するには、40~50時間かかるとの。さすがに1000mAhもの容量=スマートフォンを3~5回充電できるだけの蓄えとなると、かなりの時間がかかるという印象がありますよね。

現在充電されているかどうかはインジケーターをチェック。赤いLEDライトが灯っていれば充電状態ということになります。メーカーよりサンプル品をお借りしたので様々な条件でテストしましたが、雑感としては公称充電時間に間違いはないかも。

屋外に置けば、1日で1/4の電力をチャージ

出力ポートはスタンダードなUSB Type-A。USB Type-Cポートはない。microUSBを使っての充電も可能。

というのも残電量メーターとなるインジケーターが2つ点灯している状態で、早朝5時から19時まで影となる時間の少ない屋外に置いたところ、インジケーターは3つめもピカッ。この日の平均日照時間は13~14時間。1日でだいたい1/4の電力がチャージできたこととなります。

また曇り空や室内灯の光でも(効率は悪いでしょうが)じっくりとパワーを蓄えてくれることから、残バッテリーがない状態で太陽光が入る窓際に置いたところ、8日で満充電となりました。

外出することが少ない現在、このペースで充電してくれるならまったく申し分ありません。cheero Solar Power Bank 10000mAhは常に窓際に置いておくだけで、持ち運んだモバイルバッテリーの電力がなかったという不幸を回避できるんですから。また屋外ロケのときはソーラーパネルに光があたるようにバッグの上に置いておけばオッケー。

そもそもアウトドア用のアイテムだった

バッグなどにひっかけられるカラビナパーツがつく。プラスチック製なので、ラフな扱いは厳禁。

回りくどい使い方をしているかもしれませんね。メーカーが本来想定していない使い方かもしれません。cheero Solar Power Bank 10000mAhはそもそもアウトドアユースを念頭に入れたモバイルバッテリー。グレー☓ライトグリーンのカラーリング、Gショックを彷彿とさせるタフそうなゴムバンパー、ヒモやバンドや柵にひっかけられるカラビナつきですもの。ひと目でわかりますよね。

アウトドアユースでも壊れにくいように、とデザインされたエクステリア。Gショックを思わせる。

僕もその文脈に沿ってテストをしたかった…! ただこの期間、キャンプやツーリングができなかったので、アウトドアでの使い勝手を確かめられなかったんだよう…。

LEDの面積も広い。光量そのものはスマートフォンの内蔵LEDと同じくらいだが、照射範囲が広く目にも優しい。

気持ちを入れ替えて。屋外で電力を蓄えつつ使うというなら、バランスのいい作りだと思うのです。容量が多いから完全に使い切ることは少ないし、日のあたりのいい場所を探してチャージさせやすい。移動が多いときも、リュックの外側につけておけばOK。そして高面積なLEDパネルがあるから、日が落ちたあとでも光源として活躍してくれます。

同時に、地震や水害などの災害に備えてのモバイルバッテリーとしても適しています。リアルタイムでピンポイントな情報収集と情報発信のために、スマートフォンのバッテリー切れは極力避けたいものじゃないですか。だから常日頃から、cheero Solar Power Bank 10000mAhを窓際に置いておきたくなるんですよ。いざというときのためにしまい込んでおくものではなく、日常で使って、非日常でも頼りにするための存在として。

cheero

 


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