Proの名を冠したヤマハのフラッグシップ「eMTB」は強烈スペック!

マウンテンバイク(MTB)で野山を駆け抜けるオフロードツーリングは、サイクリングブームに合わせて注目度が急上昇しています。特に近年は、各地で専用コースの整備が進んだことに加え、スポーツタイプの電動アシスト自転車が登場したこともあり、その人気は加速する一方。

ヤマハのスポーツ電動アシスト自転車「YPJシリーズ」は、マウンテンライドから中・長距離サイクリング、通勤・通学などのデイリーユースまで、2015年のデビューから高い支持を得ています。そして中でも超ハイスペックを誇るフラッグシップモデルeMTB(電動アシストマウンテンバイク)「YPJ-MT Pro」(66万円)が9月25日に発売となります。

フレームは、モーターサイクルで実績のあるツインチューブフレームにインスパイアされた、車体剛性と最適な重量バランスを両立させた新構造“YAMAHA Dual Twin Frame”を採用。操縦性と取り回し性の大幅な向上を実現しています。

ドライブユニットには、より高いクランク回転数に対応しパワフルでレスポンスの良いアシストを体感できる“PW-X2”を搭載。アシストモードは7モードから選択でき、前モデル「YPJ-XC」でも好評だったEXPW(エクストラパワー)モード付き。路面が変化した際も、ライダーのペダリングに素早く反応し、最適なパワーアシストでサポートしてくれます。

13.1Ahの大容量リチウムイオンバッテリーは、約3.5時間でフルチャージが完了し、走行距離はモード(全5種類)に応じて73〜197kmとロングアシスト走行が可能。ギアは前1速×後11速のSHIMANO DEORE XTを搭載しています。

バッテリー残量や速度、ケイデンス、ペダリングパワー、消費カロリーなど、各種情報を表示する液晶ディスプレイ(コンパクトマルチファンクションメーター)や、安定の制動を生むドイツのブレーキメーカー・MAGURA製の大径ローターディスクブレーキなど、各所にフラッグシップモデルならではの仕様となっている点はさすが。

世界初の電動アシスト自転車「PAS」を生み出したヤマハのフラッグシップモデルだけあり、そのスペックは強烈。数多くのe-Bikeに採用されているドライブユニット「PW-X2」といった"e”の部分だけでなく、モータースポーツで培った技術と経験が活きるフレームワーク、さらに採用するコンポーネントやブレーキまで、あらゆる部分で妥協のない仕上がりの1台です。

>> ヤマハ「YPJ-MT Pro」

<文/&GP>

 

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