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初代iPhoneのプロトタイプ画像、ボツになったミュート表示も

iPhone 2G 初代 iPhone プロトタイプ
 
初代iPhoneプロトタイプ画像が公開されました。実際には採用されなかった、ミュートスイッチのアイコンも確認できます。

開発中の初代iPhoneの試作品

初代iPhone(iPhone 2G)のプロトタイプが三台並んだ画像を公開したのは、最近ピアノブラックが特徴的な初代iPod touchのプロトタイプ画像を公開した、Dongle(@DongleBookPro)氏です。
 
3台をよく見比べると、Appleロゴの仕上げが異なるほか、製品情報やストレージ容量などの刻印の有無にも違いが見られます。
 
また、3台のうち中央の1台には、側面のミュートスイッチに、ベルのアイコンが印字されています。
 

 

Apple内部向けツールの表示も

画面が表示された3台のうち2台写真には、Apple内部向けの診断ツールが表示されています。
 

 
画像中央のプロトタイプには、AT Command、Burn-In、Operator、Rumble、SkankPhone、Soundwaveのアイコンが確認できます。
 
画像左には、各種機能を検査できるSkankPhoneの画面が表示されています。
 
画像右には、iPhoneとパソコンのiTunesをUSBケーブルで接続するよう促す表示が出ています。
 


 

開発途中にはクリックホイールも検討されていた

2019年3月には、大きな基盤にSIMカードスロットなどが取り付けられた、初代iPhoneの開発初期のプロトタイプの画像が公開されています。
 
元Apple役員で「iPodの父」とも呼ばれるトニー・ファデル氏は2016年に、初代iPhoneのプロトタイプにはiPodのようなクリックホイールがついていた、と発言しています。
 
2017年には、画面下部にクリックホイール風の操作部分が表示された、初代iPhoneのプロトタイプの映像を、リーク情報で知られる人物が公開しています。
 
 
Source:Dongle(@DongleBookPro)/Twitter via AppleInsider
(hato)

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