初代iPhoneのプロトタイプ画像が公開されました。実際には採用されなかった、ミュートスイッチのアイコンも確認できます。
開発中の初代iPhoneの試作品
初代iPhone(iPhone 2G)のプロトタイプが三台並んだ画像を公開したのは、最近ピアノブラックが特徴的な初代iPod touchのプロトタイプ画像を公開した、Dongle(@DongleBookPro)氏です。
3台をよく見比べると、Appleロゴの仕上げが異なるほか、製品情報やストレージ容量などの刻印の有無にも違いが見られます。
また、3台のうち中央の1台には、側面のミュートスイッチに、ベルのアイコンが印字されています。
Apple内部向けツールの表示も
画面が表示された3台のうち2台写真には、Apple内部向けの診断ツールが表示されています。
画像中央のプロトタイプには、AT Command、Burn-In、Operator、Rumble、SkankPhone、Soundwaveのアイコンが確認できます。
画像左には、各種機能を検査できるSkankPhoneの画面が表示されています。
画像右には、iPhoneとパソコンのiTunesをUSBケーブルで接続するよう促す表示が出ています。
iPhone 2G prototypes, with unreleased features pic.twitter.com/Ukn8yNqkR7
— Dongle (@DongleBookPro) August 8, 2020
開発途中にはクリックホイールも検討されていた
2019年3月には、大きな基盤にSIMカードスロットなどが取り付けられた、初代iPhoneの開発初期のプロトタイプの画像が公開されています。
元Apple役員で「iPodの父」とも呼ばれるトニー・ファデル氏は2016年に、初代iPhoneのプロトタイプにはiPodのようなクリックホイールがついていた、と発言しています。
2017年には、画面下部にクリックホイール風の操作部分が表示された、初代iPhoneのプロトタイプの映像を、リーク情報で知られる人物が公開しています。
Source:Dongle(@DongleBookPro)/Twitter via AppleInsider
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-305602/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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