BeaTrust株式会社(以下、BeaTrust)はシードラウンドにおいて、サイバーエージェント・キャピタルや伊藤忠テクノロジーベンチャーズなどから、J-KISS型新株予約権の発行による総額約3億円の資金調達を実施した。
今年3月に創業したばかりのBeaTrust
BeaTrustは、Google出身者である原邦雄氏と久米雅人氏によって今年3月に創業。ミッションとして、「世界中の人々のスキルや専門知識を可視化し、 お互いをつながり易くし、コラボレーションを促進してイノベーションを加速する」を掲げる。
同社が開発するのは、従業員の協業を促す統合型デジタルプラットフォーム「BeaTrust」だ。このプラットフォームを使えば、従業員のスキルや経験、あるいはこれまでの仕事内容や趣味などを、すべての従業員が簡単に検索できるようになる。なお、プロダクトリリースは今秋を予定している。
調達資金はプロダクト開発や人材採用において活用
BeaTrustの創業メンバーは、Googleをはじめとした大手IT企業などにおける経験を通じ、イノベーティブな企業の本質的な強みが「多様な人材による自律的な協業を促すカルチャー」や「整備されたデジタルインフラ」にあると感じていたという。そのような強みを持った組織の構築を、前述のプラットフォーム「BeaTrust」などによってサポートする。
今回調達した資金は、主にプロダクト開発や人材採用において活用する予定。社員の新しい働き方を模索する大企業やスタートアップに対して、有効かつタイムリーなソリューションを提供すべく取り組みを続けるとのことだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/134074
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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