ジャパンディスプレイ(JDI:Japan Display Inc.)とLG Displayは共に第6世代OLEDパネル生産ラインの増強を図っており、今後、Apple Watch用有機EL(OLED)パネル獲得に向けて両社間の激しい受注合戦が予想されると韓国Electric Timesが報じています。
千葉茂原工場の生産ラインを増強か
Electric Timesは、ジャパンディスプレイが年次報告書に「2021年3月より、茂原工場の第6世代OLEDパネル生産ラインを改良して顧客に提供する」と記載している点を取り上げています。
茂原工場ではApple Watch用のOLEDパネルを生産していることから、ジャパンディスプレイはAppleからの受注増に対応するため、生産能力を大幅に増強する可能性が高いと同メディアは予想しています。
LG Displayも生産能力を増強中
Electric Timesによれば、Apple Watch用OLEDパネルを供給中のLG Displayもまた、第6世代OLED生産ラインの生産能力強化に取り組んでいるとのことです。
ジャパンディスプレイは2019年末からApple Watch用OLEDパネルを供給しています。同社がApple Watch用OLEDパネルの供給元に加わったのは、競争原理を働かせることでAppleの仕入れ単価を下げるのが目的だと、Electric Timesは伝えています。
Source:Electric Times via Patently Apple
Photo:Apple
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-306212/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
Amazonベストセラー
Now loading...