メッセージアプリのTelegramがビデオ通話機能の導入を発表した。メッセージ同様「エンドツーエンド暗号化」され、安全なビデオ通話を楽しめるとうたう。
すでにAndroid、iOSの両方で利用可能。今回はアルファバージョンとしてリリースし、近い将来グループビデオ通和にも対応する、としている。
音声通話との切り替えも
メッセージアプリは数多くあるが、Telegramはセキュリティを重視していることで知られる。送信者と受信者でのエンドツーエンド暗号化さが施されたシークレットチャットが可能で、この場合、自動でメッセージが消えるようにすることもできる。
秘匿性の高い内容を扱う人に特に人気のアプリで、すでに対応している音声通話にビデオというオプションが加わる。
使い方は連絡先のプロフィールページにいき、ビデオコールのアイコンをタップするだけとシンプル。音声通話の途中にビデオをオンにすることも可能だ。また、ピクチャーインピクチャーのモードも備えている。
コロナ需要取り込みへ
発表によると、「数カ月内」にグループビデオ通話にも対応するという。1:1またグループいずれのビデオ通話も新型コロナで世界的にかつてなく利用が増えていて、そうした需要を取り込む。
一部のアプリではセキュリティ面での懸念が指摘されているなかで、セキュリティ重視のTelegramがニーズを取り込む余地はありそうだ。
Telegramは2013年にサービスを開始し、4億人超のユーザーを抱える。
- Original:https://techable.jp/archives/134731
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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