マキナ株式会社は、「オフィスのように話せるリモートワーク」を実現するサービスとして、「IRU(イル)」を開発。同サービスのβ版の提供が始まっている。
リモートワークへの移行で、雑談などが減ったケースも
新型コロナウイルスの影響を受け、リモートワークを行う企業が増えた。Web会議ツールを用いたミーティングへの移行が進む中で、ミーティングの時間以外での軽い相談や雑談などが減ったケースもあるという。
IRUはこのような課題を解決すべく生まれたサービスで、オフィスにおける自然で日常的な会話を、リモートワークにおいても実現することを目的としている。
チーム内のコミュニケーションをサポート
IRUでは、Web会議ツールのようなURLの作成や共有は不要だ。ログインするだけで、チームのメンバー同士でいつでも話ができる仕組みを備えた。
チーム全員が集まる「オフィス」に加え、特定のメンバーと個別に話せる「ルーム」が用意されており、音声・ビデオの常時接続によってコミュニケーションをサポートする。
ユニークなのは、音声認識によるマイクのミュート切り替え機能を備えていることだろう。「マイクをオン」とつぶやけば、マウス操作なしでマイクのミュートを解除して会話できる。また、会話が終わったことを音声認識で検出。会話終了後に一定時間が経過すると、自動的にマイクがミュートになる。
さらに、Webカメラによる在席・離席の自動判定機能なども実装した。β版の利用にあたっては、Webサイト経由でのサインアップが必要となる。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/134909
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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