85万コアを搭載した世界最大のプロセッサをCerebrasが発表〜ノートPC並に巨大

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85万コアを搭載した世界最大のプロセッサを、Cerebrasが発表しました。このプロセッサはTSMCの7nmプロセスで作られており、2兆6千億個のトランジスタを搭載しています。

自社の記録を塗り替え

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Cerebrasは、40万コア、1兆2千億個のトランジスタを搭載する深層学習プロセッサ「Cerebras Wafer Scale Engine(WSE)」を発売しています。今回、Hot Chips 2020で発表された新型プロセッサ「第2世代WSE」はそれを大幅に上回るものです。
 
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Tom’s Hardwareによれば、第2世代WSEのダイサイズは、NVIDIA A100(826平方ミリメートル)の約56倍とのことです。そのため、プロセッサ単体での大きさもラップトップPC並に巨大だと、同メディアは伝えています。

プロセス微細化でコア数、トランジスタ数が増加

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第1世代WSEは台湾TSMCの16nmプロセスで製造されていますが、第2世代WSEの製造はTSMCの7nmプロセスで行われます。製造プロセスが微細化されることで、搭載されるトランジスタ数は第1世代WSEの1兆2千億個から2兆6千億個に、コア数は40万コアから85万コアに増加します。
 
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第1世代WSEは18GBのオンチップメモリを搭載、消費電力は15キロワットです。
 
 
Source:Cerebras Systems, Tom’s Hardware
(FT729)


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