iPhone12の120Hz駆動ICが不足している?〜60Hzディスプレイ搭載が濃厚

synaptics ドライバIC
 
ディスプレイ業界の内情に詳しいDSCCの最高経営責任者(CEO)ロス・ヤング氏が、「iPhone12のリフレッシュレート120Hzを実現するためのドライバICの部品数が足りていない」と投稿しており、iPhone12には60Hzディスプレイが搭載される可能性が高まりました

部品不足が原因で60Hzディスプレイ搭載に?

Samsung Galaxy Note20 Ultra、Galaxy Z Fold 2、Motorola Razr 5Gなど、スマホディスプレイに関する情報を的確に伝えてきたヤング氏は、iPhone12には今のところリフレッシュレート60Hzのディスプレイが搭載される見通しと述べています。
 
Proモデルの120Hzディスプレイパネルの数は足りているとのことですが、120HzのドライバICが不足しており、Appleは120HzのドライバICの生産を待ち、新デバイスの発売時期を大幅に遅らせるか、60Hzディスプレイのまま発売するかの選択肢を迫られるとしています。
 
ヤング氏によると、これまでの情報では60Hzディスプレイを搭載し、発売時期の遅延を防ぐ線が濃厚であるようです。
 

AppleはiPhone12シリーズの発売時期が遅れるとすでに発表済み

Apple関連の正確な情報で知られるリーカーのジョン・プロッサー氏は、「AppleはiPhone12 Pro Maxへの120Hzディスプレイ搭載を諦めていない」とコメントしていましたが、今回のヤング氏の情報が正しければ、部品不足が原因で60Hzディスプレイ搭載を余儀なくされることになりそうです。
 
なおAppleは、iPhone12シリーズの発売時期が例年よりも遅れることを公式に認めています。
 
 
Source:Tweakers
Photo:Synaptics
(lexi)


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