EF66形にB寝台に食堂車まで!1/32スケールのブルトレ「あさかぜ」が精巧すぎてたまらん!

電車内で泊まれる寝台列車があったことを、世代によっては知らない人もいるのではないでしょうか。飛行機や新幹線など交通網の発達により、人の移動がより簡単になった現在からは想像がつかないと思いますが、北は北海道から南は九州まで、“ブルートレイン”の愛称で親しまれた寝台列車が、多くの人々を乗せて走っていたのです。残念ながら現在はその勇姿を見ることはできませんが、数あるブルートレインの中でも、寝台列車の先駆けとして愛された「あさかぜ」で使われた3車両が、迫力の1/32スケールで復活します!

電気機関車とB寝台車、そして食堂車からなる3車両の「ブルートレイン」をその手で作れるのが、9月9日から発売となるアシェット・コレクションズの『ブルートレイン 3車両をつくる』(全120号 創刊号特別価格299円/第2号以降通常価格1999円)です。

東京駅ー下関駅・博多駅間を結び、ブルートレイン黄金時代を走った「あさかぜ」で編成された「EF66形 直流電気機関車」「食堂車(24系 寝台客車オシ24形)」「B寝台車(24系25形寝台客車オハネフ25形)」の3車両を同時に製作する画期的なモデリングマガジンで、在りし日の懐かしいブルートレインが鮮やかに甦ります。

3車両を連結すれば全長185cmと圧巻の迫力。モデルの原型は、JR西日本、京都鉄道博物館、当時ブルートレインの運転を担当していた国鉄OBなど、ブルートレインを愛する人たちの協力を得て開発されたもので、商品化許諾も取得済み。

「EF66形 直流電気機関車」の運転席はもちろん、「B寝台車」の2段式開放型寝台や室内灯及び備品、「食堂車」のテーブルセットに至る細部まで、精密に再現されています。すべてのパーツは塗装済みなので、組み立てる際に特別に用意するものは一切なし。創刊号には特別付録してスタートアップDVDが付いているので、模型の初心者でも安心して組み立てられます。

鉄道ファンやブルートレインファンを満足させるギミックも満載で、直流電気機関車「EF66形」のヘッドライトは高輝度のLEDライトを使用し、運転席の照明を点灯・消灯させられます。運転台の計器類は、緑色のバックライトが点灯し、時刻表地板の照明の点灯も可能。実写の機構に準じて設計されているので、パンタグラフの上げ下げや乗務員室ドアの開閉、寝台車は保護柵や梯子までも精密に再現されています。

B寝台車「オハネフ25形」の読書灯は白色と電球色2種が点灯し、天井パネルには蛍光灯色の室内灯を再現。妻側の赤色テールライトや方向幕など、車体外側の灯火ギミックを搭載しているので、深夜特急の趣きをしっかりと再現しています。食堂車「オシ24形」は図面資料から綿密に復刻されており、汽車旅の楽しみだった食堂車のざわめきを感じ取れるはず。

運転台をイメージしたコントローラーも付いていて、走行時のジョイント音や警笛・車内放送を再生でき、台座に組み込んだ駆動ローラーによって「EF66形」の車輪を回転させることだって可能。各種ランプ類の点灯や消灯も操作できます。

在りし日の勇姿に想いを馳せながら、3車両の組み立てができる『ブルートレイン 3車両をつくる』シリーズ。9月22日まで定期購読を申し込んだ人には、「特典ツールボックス」と「運転士フィギュアと特製銘板セット」が付いてきます。秋の夜長はブルートレインと共に、夜汽車の旅へと出掛けてみませんか。

>> アシェット・コレクションズ『ブルートレイン 3車両をつくる』

<文/&GP>

 

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