スマートに学べる問題集サービス「Libry」を手がける株式会社Libryは、経済産業省による「令和元年度補正 先端的教育ソフトウェア導入実証事業」(以下、EdTech導入補助金)に採択されたことを発表した。
学習者と教員の両方をサポート
株式会社Libryが掲げるビジョンは、「一人ひとりが自分の可能性を最大限に発揮できる社会をつくる」というものだ。
同社によるサービスの「Libry」では、提携出版社が発行する教科書などの教材を、スマートフォンやタブレット向けにデジタル化。また、学習者の学習履歴に基づいて最適な問題をレコメンドする「AIドリル機能」も備えた。
さらに、教員向けの管理ツールとして、学習履歴の確認や宿題の配信などに対応した「Libry for Teacher」を用意。教員の業務時間の削減に貢献し、働き方改革を支援する。
EdTech導入補助金とは?
近年、教育業界で注目を浴びる「EdTech」。これは「教育(Education)」「テクノロジー(Technology)」を組み合わせた造語で、教育の領域にイノベーションを起こすビジネスやサービス全般を指す。
株式会社Libryが今回採択されたEdTech導入補助金では、教育機関にEdTechサービスを導入する事業者に対し、必要経費を補助。これにより、教育イノベーションの全国的な普及を後押しする。
株式会社Libryは今回の採択を受け、「Libry」の展開を強化していくとのこと。教育現場における課題解決につながるサービスとして、「Libry」がもたらす効果に期待したい。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/136426
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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