リモートが増加する今、どんなビジネスバッグが売れているのか? という疑問からいろいろとヒアリングしていると、日本のバッグブランドであるエースの“電車通勤での快適性”を追求した「ガジェタブルCB」が販売個数で前年比180%を記録しているという話を聞きました。
リモートワークが多くなったことで「荷物が多くなった」「会社支給のPCが15インチだった」といった事情があり、男女問わず「15インチPC対応のリュックを買いたい」という声が増加。そして「ガジェタブル」は、大容量で電車で邪魔になりにくい、というのが人気の理由だそうです。
そんな「ガジェタブル」に、“スペクトラ”という最強・最軽量の素材を使用した新作「ガジェタブル SP 62873 リュック 15リットル」(2万5300円)が加わったとのこと。
強靭かつ軽量で引き裂き強度に優れた、 毎日のタフな使用にも耐える素材なので、 テレワークでPCや書類などの重い荷物を持ち歩く方も心配なしのリュックになっています。
■地球上に存在する繊維のうち最強で最軽量の素材
強度は鉄の15倍で、ボディアーマーなど軍事用品にも使用されている“アラミド繊維”より40%も強力。この新作「ガジェタブル」には、強度と耐久性に優れたコーデュラナイロンをベースに格子部分に“スペクトラ繊維”を織り込んだオリジナルの素材「スペクトラリップストップ」が採用されています。
▲近年ではスペクトラを使用する軍事用品が増加しているとか
全てをスペクトラにしてしまうと裁断ができなくなってしまうほどの強度であるため、格子状で使っているとのことですが、それでも工場からは「裁断が難しい」と悲鳴が上がったほどだそうです。
▲強撥水加工も施されているため、急な雨でも安心
■電車通勤の快適な過ごし方を追求
そして「ガジェタブル」の魅力は、とにかく電車内でストレスを感じない点にあります。
▲薄マチなので背負ってもスマート。サイズ:W30×H42×D10cm 重さ:1030g
▲電車を降りた後でも前にしたままでいいやと思ってしまう使い心地
いつまでも前に背負っていたくなるような使用感と、素早くスマホや貴重品を取り出せるポケット、薄く設計されたマチ幅など、あらゆる部分に電車内で周りに迷惑をかけにくい。そんな新しいスタイルのバッグとして、登場時は注目を浴びました。
▲前にした状態でもスマホが取り出しやすく設計された上部のポケット
▲財布やノートなど少し大きいものも入れられて、さらに取り出しやすいサイドポケット
▲フロントベルトを留めればしっかり固定できる。ズレにくくなるので重い荷物の時でも負担は軽減される
また、ショルダーハーネスがしっかりとした作りなので、ブリーフのように手で持った時よりも背負った時の方が軽く感じます。
▲太すぎず、でもしっかりとしたハーネス
▲ハーネスはすっきりとしまえる
▲背中とベルトの内側にクッション性の高いメッシュを使用し負担軽減と通気性を確保
また、ガジェタブルはリュックとしてだけでなくブリーフとしても快適さを損わずに使用できる点も素晴らしいポイント。ちょっといいスーツを着ていて肩にシワを付けたくない時などは、ブリーフ持ちがおすすめです。
▲ブリーフケースのように横持ちもできる
▲リュック時のサイドポケットは、横持ち時にはクイックポケットに
■縦横どちらでも使いやすい内装
内部も各所に使いやすい工夫が。基本はリュックとしての使い方をメインとして設計されてはいるのですが、PCスペースは横にした時も使いやすく、ガバッと開くように作られているジップなどフレキシブルに対応してくれます。
▲縦横どちらからも取り出しやすいようにするため、2カ所を面ファスナーで留められるようになっているPCスペース
▲メイン収納部の背中側にはボトルホルダーを装備。折り畳み傘にもちょうどいい。書類ポケットはストラップ付き
▲メイン収納部表側には伸縮性のあるメッシュポケットが付いている。ガジェット収納にぴったりなサイズ感
▲メイン収納部のサイドは面ファスナーが付いていて…
▲外せば大きく開けるため、荷物の出し入れしやすくなる。シルバーの内装色は視認性もいい
「いかにメインポケットを開けずに必要なものを取り出せるか」というのは電車通勤の快適さを求める上でとても重要な要素です。ガサゴソと荷物を探すという動きは狭い電車内では他人の迷惑になってしまいます。そんな使い勝手にまで配慮してある充実のポケット類もガジェタブルが人気の理由です。
▲サイドの持ち手の横にあるファスナーを開くと、メイン収納部のボトルホルダーに直接アクセスできるため、傘やペットボトルの出し入れもスムーズ
▲サイドポケット内部にはペンホルダーとiPhone 8がちょうど入るくらいのファスナーポケットが。奥行きはバッグの幅だけあるので大きめのメモ帳も入れられる
▲フロントポケットはスマホを縦にしてジャストくらいの奥行き。深すぎないので荷物の出し入れがラク
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リモートワークになって持ち歩く荷物が増えたけれど、クライアントにバッグを見られる機会は減ったという人も多いのでは。少しカジュアルに見えるという理由で今まではリュックに抵抗があった人でも、大容量のビジネスリュックは注目のアイテムではないでしょうか。
>> ace.
<取材・文/宇田川雄一>
宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/321377/
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