不要となったパソコンを売ったり処分したりするとき、内部データが流出する可能性に関して不安になったことはないだろうか?初期化したつもりでも、実はデータが残ってしまっているケースが意外と多い。万が一、そのパソコンが悪意を持った第三者の手に渡ってしまったら……その先は、想像したくもないはずだ。
そこで今回ご紹介するのは、クラウドファンディングサイトのKickstarterでプロジェクトが掲載中の「Redkey USB V3」(以下、Redkey)。パソコンに差し込んで使うUSB型のデバイスで、データの完全消去をサポートしてくれる。
シンプルな手順で誰でも使える!
Redkeyの使い方は非常にシンプル。RedkeyをパソコンのUSBポートに差し込んで、パソコンの電源をオンにする。その後、Redkeyの起動に必要なキーを打ち込むことによって、データ消去が始まる仕組み。
Redkeyを差し込んだ途端に消去がスタートするわけではないため、誤ってデータを消去してしまう心配は不要だ。とはいえ、使い方を一歩間違えれば大惨事にもつながりかねないデバイス。真っ赤なカラーリングや、「WARNING(警告)」と大きく表示されたデザインによって、ユーザーの誤用を防止する。
用途に合わせた3種類のラインアップ
Redkeyには、ユーザーの用途に合わせた3種類のモデルが存在。まず「HOME」は、機能は控えめだが最も安価なモデルだ。続いて、消去結果をPDFデータで確認・保存できる「PROFESSIONAL」。そして最上級モデルの「ULTIMATE」は、パソコンの専門家やリサイクル業者などをメインターゲットとしている。
Kickstarterにおけるプロジェクトは今年11月上旬に終了予定で、目標額は既に達成した。価格に関して、「HOME」の場合は20ポンド(約2,800円)以上の出資で購入可能。なお、日本への発送の場合は追加で10ポンドが必要になるようだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/137077
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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