App Storeにおける売上分配率でAppleと対立しているEpic GamesはアプリがApp Storeから排除(開発者アカウントを閉鎖)されただけでなく、ユーザーがアプリにログインする際に利用している「Appleでサインイン」も使えなくなると通告を受けました。
9月11日から停止
AppleでサインインはiOS 13から導入された機能で、多数あるサービスやアプリごとにIDとパスワードを作成する手間を大幅に省略してくれます。IDとなるメールアドレスはApple IDのメールアドレスとは区別され、仮にアドレスが流出しても迷惑メールが大量に届くといったことからもユーザーを守ってくれます。またパスワードは安全な長さのものが自動で生成され、設定後はFace IDなどでのログインが可能になるなど、Appleユーザーにとって非常に便利で安全な機能となっています。
この便利なAppleでサインインを利用してEpic GamesのアプリでIDを作成したユーザーは9月11日以降、この機能を使ってアプリにログインできなくなるとAppleが開発者側に通告しました。ログインできなくなるとアプリでこれまでに遊んだデータにアクセスできなくなり、またゼロからゲームを始めることになってしまいます。
Apple will no longer allow users to sign into Epic Games accounts using “Sign In with Apple” as soon as September 11, 2020. If you used “Sign In with Apple”, please make sure your email and password are up to date. https://t.co/4XZX5g0eaf
— Epic Games Store (@EpicGames) September 9, 2020
フォートナイトの運営側はAppleでサインインが使えなくなる9月11日までにメールアドレスとパスワードを新たに設定し、同機能を使わずにアカウントにログインできるようにする必要があると警告しています。AppleとEpic Gamesの対立がアプリユーザーにも深刻な影響を与えており、両者の対立が早期に終わることを願わずにはいられません。
Source:AppleInsider
(KAZ)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-311959/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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