シェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」を提供するneuet株式会社は、電動キックボードのシェアリングサービス「mobby(モビー)」を提供する株式会社mobby rideとの事業提携を発表した。
「Charichari」と「mobby」って何?
「Charichari」は、2018年2月に福岡市で提供が始まったシェアサイクルサービスだ。現在は、約300か所のポートと約1,500台の自転車によるサービスを展開。今年7月には名古屋市にてサービス提供を開始したことに加え、今月からは東京の浅草・上野などのエリアでもサービスが利用可能になっている。
そして「mobby」は電動キックボードのシェアリングサービスとして、約半年間にわたって実証実験を行ってきた。現在の日本における制度では、電動キックボードは原動機付自転車に該当。そのため、公道での利用にはさまざまな条件がある。「mobby」はこうした状況を受け、電動キックボードをより手軽なものにすべく、制度改正に向けた取り組みを進めている。
2社が事業提携によって目指すものとは?
「Charichari」と「mobby」は今回の業務提携を通じ、福岡市を中心としてシェアモビリティ事業を推進する。具体的には、1つのサービスにユーザー登録するだけで、さまざまなモビリティのレンタルが可能になるサービス提供を想定。将来的には、その日の天候や気分などに合わせてユーザーが自由にモビリティを選び、利用できる社会を目指す。
こうしたシェアモビリティサービスが普及すれば、電車などにおける「3密」の回避に役立つだけでなく、日常のちょっとした移動にも重宝するだろう。2社の今後の取り組みに期待したい。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/137953
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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