最近は音楽ストリーミングサービスが普及・拡大していくにつれて、より気軽に音楽を楽しめるようになりました。一方で、ハイレゾ音源など高音質の音源も普及しており、さまざまな音楽コンテンツを高音質で楽しむニーズも高まりつつあります。
これまで音楽を高音質で楽しむためには、音響に関する高度な知識が必要でしたが、自動的に状況に応じて音質を最適なものに調整してくれるコンパクトステレオシステムが登場しました。それがテクニクスブランドから2020年10月23日に発売される、プレミアムクラスのコンパクトステレオシステム「SC-C70MK2」(メーカー希望小売価格:10万円/税別)です。手軽な操作で、初心者でも上質で豊かな音楽のある暮らしが楽しめますよ。
「SC-C70MK2」の大きな特徴のひとつが、部屋の広さや置く場所に合わせて最適な音質に自動調整する「Space Tune Auto」。従来の機種にも、手軽な操作で部屋や置き場所に合わせて最適な音質に調整できる「Space Tune」は搭載されていましたが、「Space Tune Auto」は本機種から搭載の新たなモードです。
再生したテストトーンを本体内蔵のマイクで測定し、壁からの距離や反射の影響などを解析し、自動的に音質調整を行います。さらに、iOSのタブレット/スマートフォン用の無料アプリ「Technics Audio Center」を使用して、より精密な周波数特性の測定・補正も行えます。このほかにも、部屋の中央に置く「Free」、壁際に設置する「Wall」、コーナー設置の「Corner」の3つのプリセットが用意されているので、置き方に合わせて選択するだけで、手軽に最適なサウンドが楽しめます。
▲2cmシルクドームツィーター
新開発のスピーカー部分により、コンパクトな一体型とは思えないほど、より明瞭でスケールの大きなサウンドを実現しているのも大きな特徴です。2cmシルクドームツィーターは、ドームの高さを低くして、ボイスコイルワイヤーの素材を銅線からCCAW(銅クラッドアルミ線)へと変更して軽量化することで、高音域の特性を改善。
▲8cmウーハー
▲12cmサブウーハー
8cmウーハーは、ボイスコイルの軽量化に加え、より剛性の高い振動板に変更することで、音のレスポンスや解像感を向上。12cmサブウーハーユニットとあわせた3ウェイ構成に加え、デュアル・ロングポートも備えており、40Hz~50kHzの超広帯域再生を実現しており、力強い低域から超高域まで表情豊かに再生します。
さらに、幅広い音楽ソースに対応している点も見逃せません。CDやFM/AMラジオ、インターネットラジオなどの音楽ソースに対応しているほか、Wi-Fi接続やBluetooth/AirPlay 2対応により、スマートフォンに保存した音楽をワイヤレスで再生したり、パソコン、NASに保存したハイレゾ音源などをネットワーク経由で再生したり、USB端子を使ったUSBメモリー再生も可能です。
さらに、レコードプレーヤー(別途市販品のフォノイコライザーアンプが必要)などと接続できるアナログ入力、薄型テレビなどと接続できる光デジタル入力にも対応するなど、幅広い音楽コンテンツを楽しめます。
この他にも、ハイレゾ音源の豊かな音の情報を忠実に再現するため、フルデジタルアンプ「JENO Engine」を3基搭載したり、デジタル信号処理部とアンプ部のそれぞれに独立して電源を供給し、相互の干渉やノイズの影響を低減する「Twin Power Supply Circuit System」を採用したりなど、テクニクスのオーディオコンポーネントで採用される技術を惜しみなく投入しています。
カラーバリエーションは従来のシルバーに加えて、新たにオールブラックのカラーを追加した2色展開。場所に応じて音質を自動調整できる、テクニクスの新しいステレオシステムで、気軽に高音質な音楽を楽しみましょう。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/325650/
- Source:&GP
- Author:&GP
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