台湾HTCは2019年の大晦日に、新しい折りたたみデバイスの特許申請を行っていましたが、2020年8月20日に世界知的所有権機関(WIPO)から認可が下りた、と伝えられています。
デバイスのケースから飛び出す蝶番の仕様は問題なし?
今回承認が報じられたHTCの新特許「折りたたみディスプレイデバイス(Foldable Display Device)」の申請は、同社前最高経営責任者(CEO)のイヴ・メイトル氏の就任後3カ月後のタイミングで行われています。メイトル氏は、2025年までにHTCのスマホ部門から利益を出すと意欲的でしたが、9月初旬に諸事情により辞任しています。
特許出願には、折りたたみデバイスはスマートフォンとタブレットの両方に変形できると記されており、特に蝶番(ちょうつがい)の構造に焦点が当てられています。蝶番は、ディスプレイを完全にオープンにした状態と、半分開いた状態のどちらでも使用可能とのことです。
折りたたみデバイスの蝶番は、折りたたみの際にディスプレイパネルが伸び過ぎず、シワができるのを防ぐ必要がありますが、その特許にはそのための方策が記されてます。
構造上、蝶番がスマホのハウジングから飛び出す仕様となっていますが、実際のデバイス使用に支障をきたさないか心配になるところです。ポケットにスムーズに収まるのでしょうか?
特許の存在を報じた蘭メディアLetsGoDigitalは、出願の記載からHTCの折りたたみスマホの開発は初期段階にあると推測できる、とコメントしています。
Source:LetsGoDigital
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-316688/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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