中国Royoleが日本円に換算して16万円を切る、世界最安の5G対応折りたたみスマートフォン「FlexPai 2」を中国において発売しました。
世界で初めて折りたたみスマホを発表したRoyole
Royoleといえば、Samsungなどの大手スマホメーカーに先駆け、2018年に世界で初めて折りたたみスマホを開発、発表したメーカーです。
しかしその後、SamsungやHuawei、Motorolaといった後発に押され、同社の折りたたみスマホへの関心は瞬く間に薄れていきました。
クアッドカメラ搭載の「FlexPai 2」
そのRoyoleが、現地時間9月25日に開催したオンラインイベントで発表したのが「FlexPai 2」です。新モデルはSoCを始め性能が大幅に向上しただけでなく、5Gにも対応しています。
Qualcomm Snapdragon 865、7.8インチディスプレイ(1,920×1,440)、クアッドカメラ、ステレオスピーカーを搭載。折りたたんだ状態では5.5インチのメインスクリーン(1,440×900)と、5.4インチのサブスクリーン(1,440×810)が使えます。
カメラは64メガピクセルのメインカメラ、16メガピクセルの超広角カメラ、8メガピクセルの望遠カメラ、32メガピクセルの広角カメラの4眼構成です。
また広げた時に左側に並ぶ4眼カメラの下には小さなタッチパッドがあり、ダブルタップでスクリーンの起動、画面表示の切り替えなどが行なえます。
バッテリーは4,450mAh、開いたときの厚さは6.3ミリ、閉じた時は12.3ミリ、重量は339グラムとなっています。
180万回以上の折り曲げに耐えうる強度
初代FlexPaiでは、ディスプレイが折り曲げに耐えうる回数を「20万回以上」としていましたが、FlexPai 2では「180万回以上」までに強度が向上したと、Royoleは説明しています。
そしてFlexPai 2のもうひとつの注目点がその価格です。Royoleは発表と同時に同社Webサイトおよび通販サイトJD.comでFlexPai 2を発売しましたが、その価格は8GB RAM、256GBストレージのモデルで9,988元(約1,470ドル、約155,000円)と、競合他社のモデルよりもかなり安くなっています。たとえばHuaweiの5G対応折りたたみスマホMate Xsの価格は16,999元(約265,000円)、SamsungのGalaxy Z Fold2は1,999ドル(約211,000円)です。
TwitterユーザーのDigital Chat Station氏(@StationChat)が、FlexPai 2の実機を手に持った画像を投稿しています。
Currently the cheapest 5G folding screen phone, 7.8-inch FHD+ external folding screen+Snapdragon 865+64mp main camera+4450mAh+18W=9988[笑不语]
— Digital Chat Station (@StationChat) October 5, 2020
Source:Royole via Engadget
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-317528/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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