外国語で書かれた本や難しい内容の専門書を読むときは、辞書やスマートフォンを横に置いておくと、わからない言葉を調べながら読書ができる。しかし、調べる回数が増えると少しずつ面倒になり、しまいには本を読むこと自体を諦めてしまった……という経験はないだろうか。
今回ご紹介する「Googstick」は、前述のような「読みながら調べる」作業をスムーズなものにしてくれるツール。海外クラウドファンディングサイトの「Kickstarter」にて出資を受け付けている。
スティック状の近未来型ツール!
以前Techableで取り上げた「Yiida」の後継モデルとして登場したGoogstickは、その名前の通りスティック状の形をしている。伸ばした状態のGoogstickを読みたい本の前に置き、スマートフォンなどのデバイスとワイヤレス接続すれば準備完了。あとは、わからない単語を指さすだけで、接続したデバイスに単語の意味が表示される。
翻訳機能に加えてGoogleやWikiでの検索機能も備えており、ユーザーの読書を強力にサポートする。また、単語だけでなく文章も検索対象に設定できるようだ。
プロジェクトの実施期間は残り1か月弱
KickstarterにおけるGoogstickのプロジェクトは来月上旬に終了する予定で、すでに目標額はクリアした。数量限定の「Early Bird」によるディスカウントを適用した場合、1台につき159豪ドル(約1万2,000円)で入手可能。なお、日本への発送には別途15豪ドル(約1,100円)が必要となる。
商品の発送は来月中に行われる見込み。「読書の際の調べ物を効率化したい」という方にはオススメのツールといえそうだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/139058
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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