複数人でスキーやサーフィンなどを楽しんでいるとき、お互いにコミュニケーションをとることは少し難しい。離れた場所にいる仲間を呼ぶためには声を張り上げなければならず、スマートフォンの使用には落下や紛失のリスクがある。
そんなときに役立ちそうな通話デバイス「Milo」が、海外クラウドファンディングサイトのKickstarterに登場した。日本への発送は行っていないようだが、そのユニークな機能をご紹介したい。
使う前の準備は至ってシンプル!
手のひらほどの大きさをした「Milo」は、専用のアタッチメントを使ってリュックのベルトなどへ取り付けられる。使う前の準備はシンプルで、複数の「Milo」を近づけてボタンを押すだけ。これによって接続が完了したら、「Milo」を介した通話が可能になる。
「Milo」にはスピーカーと6つのマイクが搭載されており、屋外でもクリアに音声を届ける。なお、通信には独自の「MiloNet」という通信プロトコルを用いるため、Wi-Fiなどは使用しない。通信可能な距離は最大で600mとなっているが、今後のソフトウェアアップデートによって距離が伸びる可能性もあるという。
耐久性もセールスポイント
「Milo」は丸みを帯びたかわいらしいデザインでありながら、さまざまな環境下での使用に耐えられるタフさも備えた。IP67相当の防塵・防水性能により、アウトドアシーンでしっかり活躍してくれそうだ。
Kickstarterにおけるプロジェクトは11月中旬に終了予定。169ドル(約1万8,000円)以上の出資で、「Milo」を1台入手できる。残念ながら、プロジェクトページのプルダウンメニューに表示される発送対象国は欧米諸国のみ。対象国にお住まいの方は、購入を検討してみてはいかがだろうか。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/139363
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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