Macユーザーの中には米国のスタートアップAstropadが提供している「Luna Display」を知っている人がいるだろう。iPadをMacのセカンドディスプレイとして連携させることができるというものだ。
このWindows版がこのほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した。ワイヤレスでも有線でもWindowsで扱うコンテンツをiPadに移して作業できるようになり、効率アップが図れる。
在宅勤務の不便を解消
おそらく多くの人がPC作業時にタブをいくつも開いたり、アプリをいったりきたりした経験はあるだろう。しかしその手間を省き、作業にフォーカスできるようにするのがセカンドスクリーン。
特にいまは新型コロナウイルスパンデミックによる影響で在宅勤務が増え、オフィイスのモニターが使えずに不便を感じている人もいるはずだ。そこでLuna Displayが活躍する。
シームレスな操作に
使うには、Luna DisplayのドングルをPCに差し込み、PCとiPadをワイヤレスまたは有線で連携させる。すると、iPadがPCのセカンドスクリーンになり、シームレスにコンテンツを扱えるようになる。
もちろんiPadのタッチやペンシルといった操作性はそのまま利用でき、マウスやキーボードもサポートする。また、モニターと違って使用場所を選ばないのもメリットだ。
Luna DisplayはすでにMac版で実績があり、実際、Luna Display登場後にAppleは同様の機能のSidecarを導入した。。
Sidecar があるいま、Macユーザーはそれで事足りるだろうが、今回のWindows版の登場でLuna Displayでは1つのドングルでMacにもPCにも対応することになり、いずれのデバイスも使うという人にはかなり便利そうだ。ドングルのポートタイプはUSB-CとHDMIから選べる。
Luna Displayは現在Kickstarterで資金調達を展開していて、記事執筆時点の出資額は49ドル(約5200円)〜。すでに目標額は達成し、来年5月の発送が予定されている。
- Original:https://techable.jp/archives/139312
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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