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【レポ】Apple Watch S6とS5でバッテリー持続時間を比較〜数時間の伸び

Apple Watch Series 6 test_02
 
Apple Watch Series 6Apple Watch Series 5の、バッテリー持続時間を比較しました。筆者の常用環境において、Apple Watch Series 6のバッテリー持続時間は血中酸素ウェルネスがバックグラウンドで動作しているにも関わらず、Apple Watch Series 5よりも、3時間〜4時間伸びたことが確認されました。

比較テスト環境


 
Apple Watch Series 6と、Apple Watch Series 5のバッテリー持続時間比較テストの内容は、条件をなるべく同じにするために、以下のように設定しました。
 

 
両製品の条件を可能な限り共通化し、省電力設定は行わず、普段通りの生活環境においてバッテリー持続時間に差が出るか比較しました。
 
比較テストは4回行い、うち2回は「約1時間のワークアウト:ウォーキング」を行いました。4回のテストにおいて、バッテリー消費に大きな差は見られませんでしたので、結果を平均値で比較しました。

省電力モード移行通知時のバッテリー残量が、平均18%増加


 
バッテリー持続時間比較テストを4回行った結果は、下記の通りです。
 

 

まとめ

Apple Watch Series 6の44ミリケース径モデルのバッテリー容量は1.17Wh(303.8mAh)で、Apple Watch Series 5よりも3.5%増加しています。Appleは、Apple Watch Series 6のバッテリー駆動時間はApple Watch Series 5と同じ18時間と発表しています。
 
しかし、筆者が4回行ったバッテリー持続時間比較テストで、Apple Watch Series 6は、Apple Watch Series 5よりも明らかにバッテリー持続時間が伸びていることが確認されました。
 
次回は、「高度計」の正確性と、コンプリケーションに「高度計」を常時表示させた際のバッテリー消費の変化を確認し、報告予定です。
 
これまでに、「Apple Watch Series 6とApple Watch Series 2、Series 4、Series 5のパッケージの大きさ比較」「血中酸素ウェルネスとパルスオキシメーターの測定結果を比較」記事を公開しています。
 
本バッテリー持続時間比較テストの結果は、筆者の使用環境におけるものです。ユーザーごとの使用環境により、バッテリー持続時間は異なります。
 
 
(FT729)

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