秋冬キャンプの楽しみといえばやっぱり焚き火。揺らぐ炎を眺めながらのんびりくつろいだり、季節の食材を楽しんだりするのは至高の時間です。
ただ実際のところ、初心者にとって直火料理での火加減調整はなかなか難しい。上手においしく調理するには、やっぱりそれなりの道具が必要! ということで、直火調理の可能性を広げる秘密兵器をご紹介。本格的な焚き火シーズンを前に、クラウドファンディング・CAMPFIREでプロジェクト進行中の「自立型ファイヤーラックハンギング」(1万6192円 10月14日現在)を紹介します。
この「自立型ファイヤーラックハンギング」、中心になっているのは長さ1mのアイアン製シャフト。このシャフトを付属スタンドで自立させ、必要なパーツを取り付けて焚き火の上にかざして使うハンギングスタンドです。
シャフトにアームを取り付けて鍋の持ち手をかければ煮込み料理ができるし、ケトルをぶら下げれば湯沸かしも可能。ロストルを取り付ければ、スキレットなどを用いた焼き調理や炒め調理も自由自在。焚き火での調理の幅がグッと広がるというわけです。
メインとなるシャフトは直径16mmの頑丈なつくりで、足元は17mm角・長さ70cmのフットスタンド2本がしっかりと支えます。地面に直接打ち込むタイプではなく、地面の状態を選ばず使用可能。風向きや天候が急変した時にも簡単に移動できるのも高ポイントです。
アームは直径13mm・長さ25cmのハンガーアーム、直径9mm・長さ40cmの吊り下げ用アーム、それに30×15cmのがっしりとしたロストルアームをそれぞれ1本ずつ付属。いずれもネジを用いてシャフトに固定する方法を採用し、いきなり落下するといった心配も無用。重さのあるダッチオーブンやスキレットもしっかり支えてくれます。
さらに焚き火周りを自分好みにカスタマイズするなら、収容力をアップさせる拡張キットとのセット購入(2万3562円)がおすすめ。焚き火用のツールや調理器具などを引っ掛けておけば、「あれ、火バサミどこだっけ?」なんて足元を探し回らなくて済むし、なにより見た目がカッコいい!
ただ、付属の収納バッグにすべてのパーツを納めても30×100cm、厚さ7cm、重さに至っては約4.5kgとなかなかの重量級。また、実際の使用を考えて黒皮鉄を無塗装で仕上げているため、使用環境によっては錆びが出る可能性もあります。
とはいえ、この重さはアイアンならではの高い剛性の裏返しだし、錆びが気になるなら使った後にしっかりお手入れすればいい。多少の欠点を差し引いても、いやその欠点すら愛おしくなりそうな男前なキャンプギアです。
>> CAMPFIRE
<文/&GP>
【関連記事】
◆反らない&歪まない!コンパクトだけどタフさが自慢の新鋭焚き火台
◆がっちりゴトクが2つ付き!だからワイルドな焚き火料理もお手の物!
◆ソロキャンプにあると助かる薄くて小さな最新ミニテーブル3選
- Original:https://www.goodspress.jp/news/328901/
- Source:&GP
- Author:&GP
Amazonベストセラー
Now loading...