Apple製品のリーク情報で知られる、ベンジャミン・ジェスキン氏がTwitterで、iPhone12 Proシリーズの光学ズームについて多くの人が誤解していると伝えています。同氏は、iPhone12 Proシリーズが標榜しているのは、光学4倍もしくは5倍ズーム「レンジ」であり、光学4倍もしくは5倍ズームではないと説明しています。
Kang 康总氏のリーク情報の解釈で、誤解が生じた
ジェスキン氏によれば、iPhone12 Proには光学4倍ズーム、iPhone12 Pro Maxには光学5倍ズームレンズが搭載されていると勘違いしているユーザーが多いとのことです。
これはWeiboユーザーのKang 康总氏がリーク情報として中国語で、「iPhone12 Proは光学4倍ズームを備える」「iPhone12 Pro Maxは光学5倍ズームを備える」と投稿、それを英訳したDuan Rui(@duanrui1205)氏も英語で同じ情報をTwitterに投稿したことから広まってしまったと考えられます。
iPhone 12 Pro (6.1 inches): Three shots (wide-angle, ultra-wide-angle, telephoto) + LiDAR, wide-angle with the new 7P lens, ƒ/1.6, 52mm focal length telephoto, the entire system can provide 4x optical zoom.
— DuanRui (@duanrui1205) October 9, 2020
The difference between iPhone 12 Pro Max and iPhone 12 Pro is that the 12 Pro Max has a larger sensor (47% larger sensor with 1.7μm pixels), and the word "Expansive" is added before the description of the 12 Pro Max ultra-wide angle.
— DuanRui (@duanrui1205) October 9, 2020
最小倍率と、最大倍率の差を「レンジ」と表現
ジェスキン氏は、iPhone12 Proシリーズの光学ズーム「レンジ」の意味について、iPhone12 Proは、ズームイン2倍(2倍に拡大)、ズームアウト2倍(2分の1に縮小)なので、その差が4倍」、iPhone12 Pro Maxでは、ズームイン2.5倍(2.5倍に拡大)、ズームアウト2倍(2分の1に縮小)なので、その差が5倍、これがズーム「レンジ」の意味だと説明しています。
つまり、iPhone11 Proの「カメラ」で画面下部に表示されるズーム「0.5x、1x、2x」が、iPhone12 Proの「カメラ」アプリでは「0.5x、1x、4x」と表示され、光学4倍ズームが利用できるようになるわけではないと、ジェスキン氏は伝えています。
Source:Ben Geskin(@BenGeskin)/Twitter
Photo:Apple
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-320558/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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