「次にスマホを購入する際は同じキャリアにしたい」が6割弱 My Voice調べ

スマホを見る女性
 
リサーチ会社のMy Voiceは10月15日、第14回目となる「スマートフォンに関するインターネット調査」の結果を公表しました。本調査は、「My Voice」のアンケートモニター10,223人(男性5,602人、女性4,621人)を対象に、2020年9月1日〜5日にかけて実施されています。

スマートフォンの所有率は82.2%、ドコモユーザーが最も多い

スマートフォンの所有状況
 
本調査では、最初に「スマートフォンの所有の有無」を確認したところ、82.2%が「スマートフォンを持っている」と回答しました。スマートフォン所有率は年々増加傾向にあり、年齢別では若年層の所有率が特に高く、10代・20代の約98%が所持しています。
 
利用しているキャリアは、NTTドコモが3割弱、auが2割弱、ソフトバンクが1割強、MVNOなどのキャリア以外と契約している人は1割強でした。

スマートフォンで最も利用する機能は「通話」

スマートフォン所有者に「利用している機能・サービス」を複数回答方式で聞いたところ、最も多かったのは「通話(9割)」、次いで「カメラ」「時計、アラーム」「スマートフォン用のWebサイト閲覧」が7割~8割、「Webメール、パソコンメール、フリーメールなど」「電卓」「電話帳、アドレス帳」が6割前後でした。
 
ただし、利用している機能・サービスは男女別・年齢別でも若干異なります。
 
女性や若年層は「インターネット電話、IP電話」「チャット、トーク(LINE、skype、カカオトークなど)」「動画の撮影」「オンラインショッピング」の利用率が高く、男性は「GPS機能」の利用率が高い傾向が見れました。
 
また、今回の調査では、過去調査と比べて「スマホ決済」「オンラインショッピング」「Bluetooth機能」が増加傾向にあり、「パソコン用のWebサイト閲覧」は減少傾向にありました。
 
「スマホ決済」の利用率に関しては、ソフトバンクのiPhoneユーザーが特に高いというデータも出ています。

今後スマートフォンを利用したい人は8割弱

スマートフォンの利用意向
 
「今後、スマートフォンを利用したいか?」という質問に対しては、「とても利用したい」「やや利用したい」が合わせて8割弱で、過去調査と比べても増加傾向にあります。
 
特に女性の10代・20代やスマートフォン所有者は、9割強が今後も利用したいと回答しています。

スマートフォンに重視するものは「本体価格」「バッテリーの持ち時間」

「スマートフォンを購入する際に重視する項目」を聞いたところ、「本体価格」「バッテリーの持ち時間」が各6割弱、「通信料金」「画面サイズ・大きさ」が各40%台となっています。
 
男性や若年層は「多機能である」、女性の若年層は「デザイン・色が良い」、60代・70代は「機能がシンプルである」「カメラ機能」を特に重視していました。

約6割が「次も同じ通信事業者を利用したい」と回答

スマートフォン購入時の携帯電話会社・通信事業者の変更意向
 
スマートフォン利用者を対象に「次にスマートフォンを購入する場合、同じ携帯電話会社・通信事業者を利用したいか」と聞いたところ、57.4%が同じ通信事業者を利用したいと回答しました。
 
キャリア別では、「NTTドコモ」と「au」の利用者の7割前後が引き続き利用したいと回答しています。一方、「楽天モバイル」「大手キャリア以外」の利用者は、3割前後が「携帯電話会社・通信事業者にはこだわらない」と回答しており、他の層よりも高い数字となっています。
 
 
Source:My Voice
Photo:photo AC-68design
(kotobaya)


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