株式会社日本動物高度医療センターは、動物用活動量計「プラスサイクル」(Plus Cycle)をリニューアルした新型モデルを発売した。
ペットにも負担のないデザイン
「プラスサイクル」はペットの犬や猫の首輪等に装着する犬猫用の活動計。内蔵された3軸加速度センサーが活動量を測定する仕組みで、気圧センサーでジャンプ数を測定することも可能。
本体の重さは、約9gと小型軽量な作りになっており、小型犬・猫にも負担なく装着できる。バッテリーは、ボタン電池で充電の必要がない点も大きなメリット。
アプリでペットの健康を管理
無料アプリを活用することで、愛犬・愛猫の健康を一括管理することも可能になる。活動量計のデータをグラフで確認できたり、ごきげん・食欲・排泄など日々の体調を記録できる。
また、同アプリは、動物病院との連携で、異常の早期発見を可視化。「予防動物医療」の実現も目指しているといい、取得したデータは、かかりつけ動物病院にも共有が可能で、既に全国の約900病院がプラスサイクル対応病院として登録されている。本体価格は9,000円(税抜)。
ちなみに同社は、日本大学獣医外科学研究室、枝村一弥准教授・山﨑敦史大学院生と共同研究も実施。「猫の身体活動と睡眠の質の評価におけるPlus Cycle(プラスサイクル)の有用性検証」に関する論文は、米国の科学雑誌「PLOS ONE(プロス・ワン)」にも掲載された実績を持つ。猫の加齢に伴う身体活動・睡眠の質の変化をウェアラブル活動量計で測定・評価した報告は、同研究が世界初とのことで、大きな快挙を遂げたといえるだろう。
- Original:https://techable.jp/archives/140336
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka
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