Googleは、2022年までに「Made by Google」製品のすべてにリサイクル素材を採用する、と昨年8月に発表しましたが、すでに計画が実現したことが明らかになりました。最新のフラッグシップ機Pixel 5は100%リサイクルアルミニウムでできており、その他の製品にもリサイクルプラスチックが使用されています。
予定より2年早く計画が実現
最新発売となったばかりのGoogle Pixel 5の背面筐体は、100%リサイクルのアルミニウムでできています。リサイクルアルミニウムだけでスマホを作ることで、採掘されたアルミニウムを完全に排除し、廃棄物を減らすことができるだけでなく、筐体生産時に生じるカーボンフットプリントも非リサイクルアルミニウムと比較して35%減らすことができます。
新しいスマートスピーカーNest Audioも、筐体パーツの70%はリサイクルプラスチックでできており、アコースティックファブリックには昨年のNest Miniと同じ持続可能な繊維が使用されています。
新型のNest Thermostatも、トリムプレートは75%がリサイクルプラスチックでてきています。
リサイクル素材をハードウェアデザインに使用することで、サステイナビリティ責任を果たすだけでなく、サプライチェーンパートナーが持続可能な素材を開発できるよう投資を行えるとされています。
2025年までに製品に使用されているすべてのプラスチックの50%をリサイクル素材に
Googleは、2025年までに製品に使用されているすべてのプラスチックの最低でも50%はリサイクルおよび再生可能素材でまかなう、と新たなゴールを発表しています。
加えて、Googleは2025年までに製品の100%プラスチックフリーを実現し、100%リサイクル可能を目指すとしています。
Googleは、すべての最終組み立て工場の埋立処理ゼロ認証の取得に向けても動き出しています。
Source:Google [1], [2]
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-325140/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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