オフィスの冷蔵庫にサラダ・惣菜を届ける置き型社食「OFFICE DE YASAI」が4億円超を追加調達

オフィスの冷蔵庫にサラダ・惣菜を届ける置き型社食「OFFICE DE YASAI」が4億円超を追加調達

野菜をしっかり摂れる置き型社食「OFFICE DE YASAI」(オフィスで野菜)を展開するKOMPEITO(コンペイトウ)は10月27日、いわぎん事業創造キャピタルより追加出資が決定し、総額4億円超の資金調達を実施したと発表した。

OFFICE DE YASAIは、オフィスに冷蔵庫や冷凍庫を設置するだけで、健康とおいしさにこだわったサラダやフルーツ、惣菜などを定期的に届ける食の福利厚生サービス。

資金した調達は、全国への配達エリア拡大に利用。10月より新たに北海道・静岡県・岡山県・沖縄県で配達をスタート、11月からは岩手県・京都府での配達スタートが決定済みで、今後順次エリアを拡大していく。

また北海道では、オリジナル商品として道内産のキャベツ、人参、玉ねぎなどを商品に使用。沖縄県でも、沖縄県産のゴーヤやキャベツなどを使用する。各都道府県内の企業と提携しオリジナル商品の企画・販売を行うなど、今後も地産地消の促進に取り組んでいくという。

OFFICE DE YASAIは、これまで東京を中心に横浜・名古屋・大阪・神戸・福岡エリアにおいて、新聞販売店や牛乳販売店と提携することで独自の物流網を構築。配達エリアの顧客企業には、同社や提携先のスタッフが直接商品を届ける形で消費期限の管理・集金などを実施しており、顧客企業は管理の手間なく利用できる。またこれまで、提携先を含む同社配達網以外のエリアについてはクール宅急便で商品を届けていたが、今後は配達網を全国に拡大していく。

オフィスの冷蔵庫にサラダ・惣菜を届ける置き型社食「OFFICE DE YASAI」が4億円超を追加調達

2012年9月設立のKOMPEITOは、「つかい手とつくり手を豊かにする」をミッションとして掲げ、消費者と生産者をつなぐ新たなチャネルを通じ、農産物の流通改革にチャレンジしているスタートアップ企業。

2014年からサービスを開始したOFFICE DE YASAIは、2020年10月時点でスタートアップ企業・大手企業・医療機関など全国累計2000拠点以上に導入。プランは、「オフィスでやさい」と「オフィスでごはん」の2種類を用意している。

またOFFICE DE YASAIで培った商品力や物流網を活かし、2020年には個人宅向けサラダ・スムージー宅配のサブスク「おうちでやさい」サービスをスタートした。

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カテゴリー:フードテック
タグ:OFFICE DE YASAIKOMPEITO食品配達 / フードデリバリー資金調達日本


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