エンジニアのマイケル・ピック氏が、Raspberry Pi 4と3Dプリンタを利用して作った「MacBook Mini」を、YouTubeで製作風景とともに公開しています。同氏はこれまで、同じようにして作った「世界最小のiMac(自称)」も公開していました。
MacBook Miniの製作工程
ピック氏は、3Dプリンタで樹脂製のトップカバーとボトムカバーを作り、その中に小型ディスプレイとRaspberry Pi 4と、パーツ単位まで分解した小型Bluetoothキーボードをセットして、MacBook Miniの雰囲気を再現しています。
3Dデータの作成
最初に、3Dデータを作成します。
3Dプリンティングの開始
3Dデータをもとに、ディスプレイパネル、トップカバー、ボトムカバーを3Dプリンタで作っていきます。
Appleロゴも再現
ディスプレイパネル裏のAppleロゴも再現しています。
Raspberry Pi 4を加工してセット
Raspberry Pi 4の取付部の一部を切断し、筐体に組み付けます。
外部接続端子の加工
外部接続端子も、2段構成のUSB端子を1段にし、高さを抑えるように切断するなど加工します。
筐体の塗装
ディスプレイパネル前面と裏面、トップカバーとボトムカバーをシルバーで塗装します。
キーボードの分解
小型Bluetoothキーボードを分解し、キートップとキースイッチ、トラクパッドのみを利用します。
キーボードの組付け
分解した小型Bluetoothキーボードの、キーパッドとトラクパッドが見事にトップカバーに収まっています。
フラットケーブルを自作
Raspberry Pi 4とディスプレイパネルを接続するためのケーブルなど、フラットケーブルの皮膜をライターで炙って溶かし、ケーブルのみを露出させてからハンダ付けして自作します。
配線
ディスプレイパネル裏に搭載したRaspberry Pi 4を配線していきます。
ボトムカバーに搭載した電源ポート、USBポートも動作するように組み込んでいきます。
MacBook Miniロゴの貼り付け
MacBook Miniロゴを転写シートで貼り付けて完成です。
macOSはエミュレーション?
ピック氏の動画は下記からご確認下さい。
Source:Michael Pick/YouTube
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-325946/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania