大容量のデータを扱うことが多い人にとって、近年欠かせなくなっているのが外付けSSDだろう。撮影したビデオのデータなどをさくっと保存したり、編集したりするのに便利だ。
そのSSDにハブ機能を持たせたのが「TurboHub」。6つのポートを搭載し、データの読み込みやエクスポートなどがこれ一つでできる。
高速でバックアップ
ビデオや写真などのデータがたまって端末の容量を圧迫するというのはよくあることだが、そんなときにSSDがあるとデータのバックアップを取って、端末を“身軽”にすることができる。
TurboHubの容量は1TB、2TB、4TBが用意されていて、パソコンのデータ全てのバックアップを取るということもできる。
しかもTurboHubのデータ読み込み・書き込みスピードは1200MBbpsとかなり高速。たとえば4Kのビデオ120分のアップロードにかかる時間はUSB 2.0のメモリスティックだと50分かかるが、TurboHubではものの1分で完了する。
HDMI は4K対応
SSDに加えて、TurboHubには名称にある通りハブ機能が付いている。内訳は、HDMI 2.0ポート、USB 3.1、Thunderbolt 3、Type-C USB、SDカードリーダー、Ethernetポートの計6つ。
HDMIは4Kビデオに対応し、Thunderbolt 3では高速のデータ移送が可能だ。そしてSDカードリーダーがあるので、デジカメで撮影をする人は撮ったものをすぐにPCなどのデバイスに取り込むのに活用できる。
これだけ拡張性があると、TurboHubに入っている4KビデオをHDMI経由でモニターに出力しながら、SDカードリーダーのデータをパソコンに取り込むなど、作業をかなり効率的に行える。6-in-1なので各アダプターを用意するより携帯も楽だ。
TurboHubは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開中。記事執筆時点で1TBのTurboHubが109ドル(約1万1000円)〜、2TBが189ドル(約2万円)〜、4TBが339ドル(約3万6000円)〜となっている。PCのストレージを積み増す費用に比べるとかなりリーズナブルだろう。
出資は12月12日まで受け付け、来年2月にも発送される見込みだ。
- Original:https://techable.jp/archives/141072
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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