YouTubeチャンネル「PhoneBuff」のデビッド氏が、iPhone12 ProとGalaxy Note 20 Ultraの実機を用いた動作スピードテストを実施しました。結果、iPhone12 Proは実際の動作環境においてGalaxy Note 20 Ultraよりもアプリの実行スピードが速いことが確認されました。
ベンチマークテストではなく実機を用いた動作速度比較を実施
Geekbench 5スコアだけで比較すれば、A14 Bionicは、Samsung Galaxy Note20 Ultraが搭載するQualcomm Snapdragon 865 Plusを上回ることが報告されていますが、それが実際の使用環境におけるパフォーマンスを示すわけではないとする意見もあることから、デビッド氏は本テストを実施することを計画したようです。
デビッド氏は、iPhone12 ProとGalaxy Note 20 Ultraを使用し、以下の2種類のテストを連続して行い、テストを完了するまでの時間を計測しました。
- テスト1:一連のアプリを開き、タスクを実行し終わるまでの時間
- テスト2:同じアプリを再度開いて、リロードするまでの時間
テスト結果
テスト1の結果、iPhone12 ProはGalaxy Note 20 Ultraよりも約14秒速くタスク処理を終えたのが確認されました。
テスト2の結果でも、iPhone12 ProはGalaxy Note 20 Ultraよりも約3秒速くアプリのリロード処理を終えたのが確認されました。
上記2つのテストを連続して行った結果、iPhone12 Proがテストを終えるまでの時間は2分24秒11、Galaxy Note 20 Ultraは2分41秒48でした。
Cult of Macは、ハイエンドモデルでも必要十分なRAMしか搭載しないiPhoneが苦手とするテスト2においてもGalaxy Note 20 Ultraを上回る結果が確認されたのは、iOSのメモリ管理が優れていることを示していると述べています。
iPhone12 Proは6GBのRAMを搭載していますが、Galaxy Note 20 Ultraは倍の12GBを搭載しています。
テストの模様は、下記の動画でご確認下さい。
Source:PhoneBuff/YouTube via Cult of Mac
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-326768/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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