株式会社サイバーエージェントは、効果予測AIで企業やブランド毎に適したAIモデルをオリジナル生成する「極予測AI人間」の提供を開始することを発表した。
よりクリエイティブな広告制作を可能に
「極予測AI人間」は、企業やブランドに適したオリジナルAIモデルを生成し、配信メディアやターゲティング毎に広告効果を予測し、「広告効果の出せるAIモデル」としてAIモデルを育成していくことができるシステム。
「極予測AI人間」により、企業ブランディングに適したモデルの制作キャスティングおよび、多種多様な髪型・ポーズ・ファッション・シチュエーションの表現や、コロナ禍で起用が難しい外国籍のモデルも生成も可能に。撮影や表現の様々な制約や契約条件にとらわれることなく、広告クリエイティブを制作することができる点も大きな特徴だ。
同社の強みを生かしたプロダクト
AIモデルの生成技術および「極予測AI」の効果予測ロジックは、同社のAI研究開発組織「AI Lab」と共に開発。その専門性がプロダクト開発にも生かされた形となった。
また、同社はクリエイティブ専門子会社を多数保有し、「バーチャル撮影システム」や「LED STUDIO」を活用した撮影を行いやすいといった環境にある。こういった点も、より多くの素材データを作成し、多種多様かつ高品質な広告クリエイティブ制作を可能にしたとしている。
また、株式会社サイバーエージェントの連結子会社である株式会社AI Shiftは10月20日、人工知能(AI)自動音声対話システム「AI Messenger for Voice」において、割り込み対応機能を実装したことも発表。
本機能の実装で、システム発話の途中でユーザーが発話した場合でも音声認識が可能となり、聞き直しを軽減することで、より人間らしいスムーズな会話を実現するとしている。さらに、対話のわずらわしさの解消により、対話シナリオの短縮に繋がり、対話完結率の向上も期待できるという。
- Original:https://techable.jp/archives/141096
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka
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