NTTドコモ関西支社(以下、ドコモ)とダイドードリンコは、ダイドーの自動販売機の上部に5Gアンテナを設置すると発表しました。
自動販売機が5G基地局化
今回、ドコモが設置をするのはダイドードリンコが展開する、ダイドーの自動販売機の上です。設置される5Gアンテナは、sub6:3.7GHz帯で、5G携帯電話向けのサービスエリア拡充を2020年内に開始します。
両社によると、自動販売機の5G基地局化によるサービスエリアの提供は日本初です。
スモールセル基地局の設置に課題
5Gサービスを展開、拡充するうえでスモールセル基地局用のアンテナ増設が必要です。しかし、建物の屋上や壁面は設置場所が限定されていたり、景観の問題から課題となっています。
今回、自動販売機がスモールセル基地局となることで、どこにでもある自動販売機というメリットを活かして、突発的な需要に早期対応可能になる可能性があります。
スモールセル基地局とは?
スモールセル基地局とは、通常基地局のエリア内に設置される、小さなサービスエリアを構築する基地局のことで、主に高いトラヒックエリアに設置されます。
両社では、2021年度以降も自動販売機の5G基地局化拡充に向けた共同構築を予定しています。
Source:NTTドコモ関西支社・ダイドードリンコ
(藤田尚眞)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-326898/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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