iOS14.2には聴覚を守るための新機能が追加されている

Apple AirPods Pro
 
iOS14.2では、ヘッドホンで音楽などを聴いている音量が、聴覚に影響を及ぼすレベルだと、ユーザーに警告し、自動で音量を下げる機能が追加されています。機能を使う方法をご紹介します。

聴覚を守るための新機能

先日正式版がリリースされたiOS14.2では、ヘッドホンで再生している音量が大きすぎる場合、ユーザーに警告する機能と、自動で音量を下げる「聴覚の健康」機能が追加されています。
 
これらの機能は、初期設定では無効になっているため、使うには以下の方法で有効にする必要があります。
 
「設定」アプリで、「サウンドと触覚」>「ヘッドフォンの安全性」と進みます。
 
「ヘッドフォン通知」をオン(緑)にすると、ヘッドホンから再生される音量をiPhoneが測定し、7日間の限度を超えると通知が送信され、音量が下がります。
 
「大きな音を抑える」をオン(緑)にすると、iPhoneが音量を分析し、設定したデシベルを超える音を自動で低減します。
 
iOS14.2 聴覚
 
設定できる基準値は、以下の段階で選択できます。
 

  • 75デシベル:掃除機のような大きな音
  • 80デシベル:騒がしいレストランのような大きい音
  • 85デシベル:ひどい渋滞時のような大きな音
  • 90デシベル:オートバイのような大きな音
  • 95デシベル:車のクラクションのような大きな音
  • 100デシベル:救急車のサイレンのような大きな音

 

聴覚の健康についての解説記事も読める

この画面にある「詳しい情報」の文字をタップすると、「ヘルスケア」アプリが開き、長時間にわたり大音量を聴き続けることによる影響などの解説記事を読み、実際の音量測定データを確認することができます。
 
iOS14.2 聴覚
 
 
Source:Apple, AAPL.ch
(hato)


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