2020年第3四半期(7月〜9月)、米国スマホ市場においてSamsungが売上台数で最も多くのシェアを占めたことが調査会社Strategy Analyticsの調査で明らかになりました。SamsungがAppleのお膝元である米国でトップシェアを獲得するのは3年ぶりとなります。
廉価デバイスの需要高に応えたSamsung
Samsungは2020年第3四半期に米国スマホ市場において前年同期比で6.7%増となる33.7%のシェアを獲得し、売上台数トップのブランドとなりました。2位のAppleのシェアは30.2%で、3位のLGは売上台数の14.7%を占めたことがわかっています。
Strategy Analyticsによれば、ローエンドおよびミッドレンジ機の需要が高まったことがSamsungを米国市場1位へと押し上げた要因とのことですが、Galaxy Note 20やGalaxy Z Fold2などのフラッグシップ機でSamsungの存在感が増したとも報告されています。また、Appleの新型iPhoneの発売が遅れたのもライバル社が売上を伸ばした要因の1つとみられています。
Samsungは世界スマホ市場でもトップシェアを獲得
Samsungは2020年第3四半期、世界スマホ市場で21.9%のシェアを獲得し、グローバル規模でもトップの座についています。2位には14.1%のシェアでHuawei、3位には12.7%のシェアでXiaomiがつけ、Appleを追い抜く形となりました。
Appleが世界スマホ市場シェアトップ3入りを逃したのは10年ぶりのことです。Xiaomiは主要市場においてHuaweiの抜けた穴を埋めることで大きくシェアを伸ばしたとの見方です。
Source:Yonhap News Agency via AppleInsider
Photo:Samsung
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-328284/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
Amazonベストセラー
Now loading...