A14 Bionicを搭載するiPhone12シリーズと新型iPad Air(第4世代)に加え、M1チップを搭載するMacが発売されたことで、これらのチップの製造を行っている台湾TSMCの5nmプロセス製造ラインでは十分な製造数を確保できない可能性が考えられるため、AppleがSamsungにもM1チップの製造を委託するのではないかと、Business Koreaが報じています。
Samsungも5nmプロセスでの製造が可能
NH Investment & Securitiesのリサーチ担当者によれば、TSMCの5nmプロセス製造ラインにおいてM1チップの製造数が製造能力全体の25%、それ以外のほとんどをiPhone12シリーズ用のA14 Bionicが占めているようです。
TSMCが対応できない分のM1チップの製造は、TSMC以外で5nmプロセスでの製造が可能なSamsungが担うだろうと、このリサーチ担当者は予想しています。ただし、Samsungは5nm EUV(極端紫外線)プロセスの歩留まり改善に取り組んでいるが、まだ満足した結果が得られていないとの報告もあります。
5年前までAシリーズチップの製造を担当
2015年に発売されたiPhone6sシリーズや初代iPhone SE、iPad(第5世代)に搭載されたApple A9チップの製造は、TSMCとSamsungが分担していました。
Source:Business Korea via Notebookcheck
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-328763/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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