【特集】冬こそ安くて良いモノ
日本最大級のイヤホン&ヘッドホンの品揃えを誇り、全モデルが試聴可能なe☆イヤホン秋葉原店のエキスパートに、ベストセレクトを聞いた。
■注目は性能の向上が著しい"外音取り込み機能”
イヤホンとヘッドホンは、今やBluetooth接続のワイヤレスタイプが主流になってきている。あの煩わしいケーブルから解放されたことで、より自由に、そしてどんな場所でも音楽や映像をパーソナルに楽しめるようになってきたのだ。
「加えて、2019年10月にAirPods Proが登場したことで、ノイズキャンセリング機能(以下、NC)が広くユーザーに知られ、他社からもNC搭載モデルが続々登場しています」
こう話すのは、e☆イヤホン秋葉原店の東谷圭人さん。
「イヤホンだけに限って言うと、ネックバンド型に代わって、完全ワイヤレスに人気が集まっています」と続ける。
イヤホン、ヘッドホン共にNC性能の向上は著しい。特にマイクで集音した周りの音をミックスし、周囲の状況を把握しながら安全に聴ける “外音取り込み機能” が良くなっている。
「ヘッドホンは音楽だけでなく、室内でライブ映像や映画を観る時にNC機能を使うと、一層臨場感を感じられるようになりますよ、試してみてください」
e☆イヤホンでは、全モデルが試聴できるので、好きな音質を徹底して探せる。時間をかけて自分の耳で確かめてから購入すれば、お気に入りの1本になるはずだ。
e☆イヤホン秋葉原店 フロア長・東谷圭人さん
e☆イヤホン秋葉原店で扱う、イヤホン&ヘッドホンの全てを知る人物。もちろん自身もイヤホン&ヘッドホンが大好きで、数え切れないほどのモデルを使っている。
e☆イヤホン 秋葉原店
国内最大級の品揃えを誇る、イヤホンとヘッドホンの専門店。置いてある全てのモデルが試聴可能だ。新品はもちろんのこと、中古品の買い取りと販売、カスタマイズイヤホンのオーダーも受け付けてくれる。また、Webでの通販にも対応している。
住所:東京都千代田区外神田4-6-7カンダエイトビル7~8F
営業時間: 11:00~20:00
定休日:年中無休
■e☆イヤホンおすすめイヤホンベスト5
1. e☆イヤホン史上売上No.1の大人気モデル
SONY
「WF-1000XM3」(2万5560円)
ヘッドホンにも使われているノイズキャンセルプロセッサーの省電力版QN1eを搭載し、完全ワイヤレスイヤホンで最高クラスのNCを実現している。「自然な感じがするNCなので、誰でも好きになるはずです」(東谷さん)
2. プロも使うゼンハンザーらしいクリアなサウンド再生
SENNHEISER
「MOMENTUM True Wireless 2」(3万5937円)
「ゼンハイザーならではの独特な音質が心地良いです」(東谷さん)。クアルコム社の最新チップと自社開発の7mmドライバーを搭載。専用アプリのイコライザーで好みの音質にできるのも魅力的だ。
3. 全ての音域でバランスが良いボーズサウンド
BOSE
「QuietComfort Earbuds」(3万3000円)
ヘッドホンの最高峰モデルに搭載されている技術を投入。「集音マイクを本体の内外に配置して、効果的なノイズキャンセル性能を発揮しています」(東谷さん)。ボーズらしい伸びのある音質が特徴だ。
4. この価格でこの音質は絶対にお買い得!
TaoTronics
「PURECORE TT-BH1003」(9980円)
「まずはNCとはどんな感じかを体験してみたい人に使ってもらいたいですね」(東谷さん)。1万円を切る価格で、中低音もしっかり出る音質は、コストパフォーマンスが良い。手軽にノイキャンを試すならお勧め。
5. 締め付けを感じない着け心地が最高
Galaxy
「Galaxy Buds Live」(2万2740円)
イヤピースのないデザインが特徴的なNCイヤホン。「耳の締め付け感が少なく、快適に装着できます」(東谷さん)。AKGによりチューニングされた12mmのドライバーが、奥行きのあるサウンドを再現してくれる。
■こちらも注目!
▼前モデルからさらに進化したNC機能を搭載
Jabra
「Elite 85t」(2万9480円)
11月12日に発売された、Jabra初のNC搭載モデル。「このモデルが優れているのは、アプリを使って聴覚テストを行うと、その人に合った音質に自動調整できる点です」(東谷さん)。また、イコライザー機能もあるので、そこでも好みに合わせた音質に調節することも可能だ。
■e☆イヤホンおすすめヘッドホンベスト5
1. 進化した業界最高クラスのノイズキャンセリングは本物
SONY
「WH-1000XM4」(4万4000円)
高音質ノイズキャンセルプロセッサーQN1と、進化したBluetoothオーディオSoCを組み合わせて、前モデルからNC機能が20%向上している。「特に中高域の騒音に対してNC機能が上がっているので、一層、音楽に没頭できると思います」(東谷さん)
2. 軽量で長時間着けていても不快感が少なく、低音控えめ
BOSE
「Noise Cancelling Headphones 700」(4万6750円)
「ボーズらしい引き締まった音はそのままに、少し低音を抑えたチューニングの音質で、とても聴きやすくなっています」(東谷さん)。フルNCから周囲の音が聴こえるフルトランスペアレンシーまで、11段階でコントロールできる。
3. ワイヤレスでスタジオクオリティ・サウンドを再現
SHURE
「AONIC 50」(4万8180円)
「シュア初のワイヤレスNCヘッドホンです。音質は硬めでクリアさが際立ちます。外音取り込み性能も良くて、外すと聴こえない少し離れた場所の音も聴こえるんです」(東谷さん)。アジャスタブルNCが雑音を取り除いて、臨場感のあるサウンドを再現してくれる。
4. クリアな低音と伸びで人気継続中
SENNHEISER
「MOMENTUM Wireless」(4万7520円)
専用アプリで3つのNCモード切り替えやイコライズが設定できる。「低音に量感を感じられるモデルですが、ほかの音域も繊細に聴くことができます」(東谷さん)。スタジオ録音された音源を忠実に再現し、音に没頭できる。
5. “艶っぽい"音質で、外音も自然にキャンセリング
Jabra
「Elite 85h」(3万800円)
NCをオンにしていても、フル充電で最大36時間の使用が可能。「NCと通話品質の向上のためにマイクを8個搭載しています。外音も自然で、本当に艶っぽい音質で、聴いていて心地がいいですよ」(東谷さん)
■こちらも注目!
▼ウーファー搭載で音を体で感じられる
Skullcandy
「CRUSHER ANC」(3万5937円)
「ウーファーを搭載していて、ヘッドホンなのに重低音の振動を “体感 ” できるモデルなんです」(東谷さん)。独自のセンサリーベースという機能で、ライブ会場のような空気の振動感を感じられる。専用アプリの聴力テストで、音質を個人に最適化できる重低音振動域は、左のイヤーカップに取り付けられたスライダーで簡単に好みのレベルに調整できる。
*価格は全てe☆イヤホンWeb価格です
2020年10月6日発売「GoodsPress」12月号掲載記事をもとに構成しています
<取材・文/松尾直俊 写真/江藤義典>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/336028/
- Source:&GP
- Author:&GP
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