ジョイナスが進化! バカンのサービスを複数導入し、安全・快適な商業施設へ

株式会社相鉄ビルマネジメントが運営する商業施設「ジョイナス」が次世代の商業施設へと進化する。

このたび「ジョイナス」に、株式会社バカンが提供する空き情報可視化サービス「VACAN Throne」などを導入。また、2018年2月から同館内のレストラン・カフェ各店で導入している飲食店空き情報配信サービス「VACAN」とさまざまなサービスを連携させた2つの新サービスを開始した。

新たに導入したサービス

今回導入された「VACAN Throne」は、トイレ個室の扉に設置した小型のセンサーにより検知するトイレ個室のリアルタイムの空き情報を配信するシステム。利用者はPCやスマートフォンなどで情報を確認できる。2020年11月18日からスタッフ用を含むトイレ個室計109か所に導入済みだ。

ちなみに、「VACAN Throne」は羽田空港に近接するスマートシティとして開発が進められている「HANEDA INNOVATION CITY」でも導入されている。

もうひとつ導入される新サービスは、トイレの個室内で無音声の広告を配信する「AirKnock Ads」。商業施設への導入はこれが初めてのことだ。

「AirKnock Ads」は、トイレ個室の壁面に小型のタブレットを設置し約30秒間の動画広告を配信する。また、混雑が発生した場合は、その旨を画面に表示したり、扉のセンサーから感知した個室滞在時間を表示したりすることで自主的な退出を促す機能も備えているとのこと。

「AirKnock Ads」はスタッフ用含む個室計99か所に導入済み。

「VACAN」との連携

バカンと清水建設株式会社が共同開発した屋内向けナビゲーションサービス「Cavi(ケイビイ)」と「VACAN」を連携させた新サービスにも注目したい。

「Cavi」は、QRコードを活用して建物の中などのGPSの使えない場所でも快適なナビゲーションをサポートするサービス。利用者が「ジョイナス」内に設置されたQRコードを読み取ると、現在地と目的地の位置関係を可視化できるというものだ。

これを「VACAN」の混雑情報と連携させることにより、混雑を避けた安全で快適な移動を実現する。QRコードは、ジョイナス館内のフロアマップなど計37か所に設置済み。

また、2020年2月より地下1階デジタルサイネージおよびwebサイトに登場した「AIさくらさん」と「VACAN」のAPI連携も実施された。

もともと「AIさくらさん」は、同館内の店舗・施設や横浜駅周辺の案内役を務めており、このたびの連携により「VACAN」で取得した混雑情報もあわせて発信していく。

これらの新サービスにより、利用者の密を避けた安全で快適な移動・買い物体験が実現しそうだ。

PR TIMES


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