個人売買でiPhoneの代わりに石を売りつけられる事件が発生

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米地方紙のAkron Beacon Journalは11月20日、個人売買iPhoneを買おうとしたところ、石が入った箱を売りつけられてしまう事件が発生したと報じています。なお、上記画像は実際の犯行時の写真ではなく、イメージ画像です。

iPhone購入希望者を狙った犯罪

Akron Beacon Journalによると、事件は米国オハイオ州北東部のアクロンで現地時間11月19日(木)の午後4時30分頃に発生しました。
 
被害者の女性は、Facebookのマーケットプレイス機能を通じて、iPhoneを個人売買で購入する計画でした。売ってくれる人が見つかり、手渡しでの取引のためか、直接会いに行ったところ、事件が発生した模様です。
 
被害にあった女性は現場で売り手の男性に代金を支払い、iPhoneの箱が入った袋を受け取りました。
 
その場で箱の中身をチェックしたところ、箱の中身はiPhoneではなく、何とただの石が詰め込まれていました。
 
その時、売り手は既にジャケットのポケットから銃を抜いており、女性は代金を取り返すことができずに、iPhoneの代わりに石と空箱を売りつけられる結果となってしまいました。
 
Akron Beacon Journalの報道時点では、犯人はまだ見つかっておらず、現地警察への情報提供が呼び掛けられています。なお、被害女性が買う予定だったiPhoneの具体的な機種については、公表されていません。

Apple製品が犯罪のターゲットに

iPhone等のApple製品は高額なこともあり、たびたび犯罪のターゲットとなっています。
 
11月に報じられた事件だけでも、スペインではAmazon従業員が約6,200万円相当のiPhoneを盗み出しており、英国では約7億円相当のApple製品が運送中のトラックごと強奪されています。
 
今回の米国での事件は、iPhoneを個人売買する際のリスクを浮き彫りにしたと言えそうです。
 
 
Source:Akron Beacon Journal
Photo:michela / flickr
(seng)


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