Coinbaseが米商品先物取引委員会の指導に従い信用取引を中止

Coinbase Proで信用取引を開始してからわずか数カ月後(未訳記事)、同社はこの機能を無効(Coinbaseブログ投稿)にする。信用取引ではレバレッジをかけて取引を行うことができるが、これは双方向で機能し、逆に利益と損失を倍増させる。

太平洋時間11月25日午後2時から、ユーザーは新たな信用取引ができなくなる。既存の信用取引のポジションは、数日から数週間で失効する。これらのポジションの有効期限が切れると、信用取引は永久に無効となる。

Coinbase(コインベース)は米商品先物取引委員会 (CFTC) の指針に従っている。興味深いことに、CFTCは同社の信用取引開始計画をよく知っていた。

Coinbaseによると、CFTCとは定期的に話し合いを持ち、今後の商品やサービスについての注意喚起を行っているという。また、信用取引でも同じことを行っていた。

信用取引はCoinbaseのメインウェブサイトでは利用できなかった。信用取引はCoinbase Proの一部のユーザーに限定されており、利用できるユーザー数には上限が設けられている。

しかしCoinbaseが規制面での方針転換を予想できていたら、信用取引を開始することはなかっただろう。10万人以上のユーザーが待機リストに登録しており、Coinbaseのユーザーからの関心を示している。

しかしCoinbaseは現行の規制に可能な限り準拠しようとしているため、信用取引を終了するしかない。米国で運営されている他の取引所が同社に追随するかどうかが注目される。

カテゴリー:フィンテック
タグ:Coinbase暗号資産
画像クレジット:Chesnot / Getty Images

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(翻訳:塚本直樹 / Twitter


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