神戸市が電通とタッグ!ファン創出に向けた共同研究の内容とは?

神戸市は、株式会社電通(以下、電通)と協力し、神戸市のファン創出に向けた共同研究を行うことを明らかにした。なお、この研究では対話型コミュニケーションマーケティングサービス「DOMINO TALK」を用いて、各種SNSによるコミュニケーションを展開する。

「神戸市ファン」の創出・増加を図る

今回の共同研究の期間は、来年4月末までとなっている。不特定多数に向けた一方的な広報ではなく、神戸市公式アカウントによる会話型コミュニケーションを展開。これにより、同市に対する親近感の醸成を目指すという。その上で、市への観光・移住を考える人やファンの増加、コミュニティの創出などを図っていく。

電通は「DOMINO TALK」を利用し、神戸市公式Twitter・Instagramアカウントの運用を担当。「DOMINO TALK」は株式会社ドミノトークのソリューションで、AIによって適切なターゲットコミュニティを発見し、良質なコミュニティの創出・形成に寄与するものとなっている。

ちなみに、公式Twitterアカウント(@tsubuya_kobe)の運用はすでにスタートしている。アカウント名は「つぶやこうべ」で、架空の喫茶店という設定がユニークだ。観光スポットやグルメなどの情報がツイートされているため、興味を持った方はぜひチェックしていただきたい。

時代の変化もふまえた共同研究

新型コロナウイルスの影響などにより、最近ではSNSを通じたコミュニケーションが活発化している。Techableでは先日、アップアニー社による「Z世代のモバイル利用動向レポート」を紹介した。同レポートによれば、新型コロナウイルスの影響が特に大きかった今春は、Z世代に限らず他の世代でもSNSの利用時間が増加していたようだ。

今回の共同研究は、そのような時代の変化もふまえて実施。ユニークな取り組みの今後に注目したい。

PR TIMES

(文・早川あさひ)


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