AIソリューションを提供する株式会社ヘッドウォータースは、DXYZ株式会社が手がける顔認証IDプラットフォームサービス「FreeiD(フリード)」の開発に協力。同サービスでは、スマートフォンアプリに登録した自分の顔を、オフィス・マンションの出入りなどに使用できるとのことだ。
顔認証IDプラットフォームサービス「FreeiD」とは?
DXYZ株式会社は、不動産事業を展開するプロパティエージェント株式会社の子会社として設立された。同社による「FreeiD」では、物理的な鍵や暗証番号の代わりに「顔認証ID」を活用。ユーザーが自分の顔や情報を「FreeiD」アプリに登録すると、それが「顔認証ID」としてクラウド上で管理され、集合住宅をはじめとしたさまざまな場所で使えるようになる。
「FreeiD」が導入されているマンションの居住者は、アプリに登録した情報に基づいて、部屋へ入ったり宅配ボックスのロック解除を行ったりできる。また、家族や知⼈に対して一時的な入室権限を付与する「OneTime(鍵貸し)」機能も用意。この機能により、居住者自身が不在の場合でも、家族や知⼈を⾃宅へ招待できるという。なお「FreeiD」を導入したマンションは、年明けの竣工が見込まれている。
非接触型の認証に対するニーズは高い
新型コロナウイルスの影響を受けて、非接触型の認証に対するニーズが高まっている。「FreeiD」のように顔認証を利用したソリューションもそのひとつで、感染リスクの低減だけでなく利便性の向上にも寄与する。
ちなみにTechableでは、株式会社ビットキーの「レジデンス向け顔認証ソリューション」を過去に取り上げた。このようなソリューションの今後の普及に期待したいところだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/143229
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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