関東バスが全一般路線・全車両でPayPayを導入 期間限定で

関東バス PayPay
 
関東自動車は、運行する関東バスの一般路線バス全路線・全車両でスマートフォン決済サービスのPayPayを導入すると発表しました。

バスカード廃止に伴う緊急措置

関東自動車では、2021年春にICカード「totra(トトラ)」の導入を予定しています。それに伴うバス車内の機器交換により、2021年1月5日から現行のバスカードが利用できなくなります
 
2021年春のICカード導入までの間は、通常どおり現金・定期券での支払いは可能です。今回は、それらに加えてスマートフォン決済サービスのPayPayが利用できるようになります。

一般路線バスでPayPay支払い

今回のPayPay決済導入は、関東自動車が運営する一般路線バスの全路線・全車両で利用可能です。ただし、高速バスやコミュニティバスでは利用できません。
 
サービスの利用期間は、2020年11月下旬から2021年4月中旬です。案内ポスター(QRコード掲載)が掲出された車両から順次利用できるようになります。ICカード導入後はサービスを終了予定です。

利用はユーザースキャン方式

今回のPayPay決済は、ユーザーが「PayPay」アプリでQRコードを読み取る、ユーザースキャン方式です。
 
乗車の際に整理券を取り、案内ポスターにあるQRコードを読み取ります。その後、利用区間の運賃額を入力して、整理券を運賃箱に投入する際に、スマートフォンの画面を運転士に見せます。
 
 
今回のPayPay決済導入は一時的なものとして予定されていますが、PayPayを運賃決済に導入する路線バスは全国で増えています。また、近年では、電子マネーWAONなどが路線バスに導入されるケースもあります。今後は、電車・バスなどでSuicaなどの交通系ICカードによらない、その他の決済方法が拡がるかもしれません。

 

 
 
Source:関東自動車
(藤田尚眞)


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