小田急電鉄株式会社(以下、小田急電鉄)は、スキルをつなげるツール「PRAIL」のβ版を公開。同ツールは「個人のエンパワーメント」をテーマとしており、個人の強みや能力を軸としたコミュニケーションを促進する。
自分の強みや能力を知るきっかけに
「PRAIL」の名前は、「Personal(個人の)」「Potential(可能性)」「Power(力)」などを意味する「P」に、「鉄道」を意味する「RAIL」を組み合わせたもの。テーマである「個人のエンパワーメント」が表現され、鉄道のように人の暮らしを支えるという意味も込められている。
ユーザーは、仕事や趣味、ボランティア活動などの記録として「アクティビティ」を作成。続いて、ともに活動した人を「アクティビティ」へ招待し、自分のスキルに関する肯定的なフィードバックを受け取る。これが、自分の強みや能力を客観的に知るきっかけになるという。
「PRAIL」にはWebサイトからアクセス可能で、サービス利用料は無料。現段階ではパソコン・タブレット向けのサービスとなっており、スマートフォンの使用は推奨していない。YouTubeでは1分30秒程度の解説動画が公開されているため、興味のある方はぜひチェックしていただきたい。
イノベーションラボ「IFLATs」が開発
小田急電鉄は、社内事業アイデア公募制度として「Odakyu Innovation Challenge “climbers”」を立ち上げ、新規事業の創出に取り組んでいる。その中でイノベーションラボ「IFLATs」が組成され、同ラボが「PRAIL」をデザインした。
IFLATsは今後、さまざまな企業や専門家との協業を通じて活動を広げていくとしている。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/143301
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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