幼い頃に遊んだレゴブロックを、動くロボットに変身させられるとしたら……。「MAUNZI(マウンジ)」は一見するとただのブロック玩具だが、実は内蔵モーターで動くモジュール式のロボットなのだ。
レゴブロックによる装飾とプログラミングを組み合わせれば、見た目も動きも自由自在。子供はもちろん、大人でも触れたくなってしまう楽しさを秘めている。
レゴブロックで「デコれる」ロボット
MAUNZIは、スマホで操作する可動式のブロックだ。「モーターキューブ」「回転キューブ」「関節キューブ」など、役割をもったパーツたちを組み合わせて、自分だけのロボットを作ることができる。
ロボットの骨格を作ったら、側面の突起にレゴブロックをはめて自分好みにデザインしよう。組立て式のロボットといえば構造が複雑で作るのが大変なイメージだが、MAUNZIはモジュール同士をつなぐだけで簡単に作ることができる。
ロボットの動きを考えながらブロックを組み立てる作業は、子どもの想像力や論理的な思考力を鍛える良い機会になるはずだ。
プログラミングの学習にも
スマートフォンのアプリ「Maunzi RC」からは、完成したロボットを遠隔で操作することができる。もっと複雑な動きをさせたいなら、アプリから特定の動きをプログラミングすることも可能だ。
MAUNZIには、ScratchによるPCベースのプログラミングに加えて、ビジュアルで直感的に操作できる学習用のプログラミングも用意されている。難しい知識は一切必要なく、自分で作ったロボットを動かしながら楽しくプログラミングを学習できるのがミソ。
ブロックのセットは、特定のキャラクターを作れる2つのキットと、なんでも自由に作れる「Full Performane Kit」の計3つ。対象年齢は6歳以上で、単純なおもちゃとしてだけでなく、プログラミング教育用にも使えるユニークなプロダクトだ。
(文・九条ハル)
- Original:https://techable.jp/archives/143583
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:九条ハル
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