Google(グーグル)のAR / VRプロジェクトがほとんど終わろうとしている。
グーグルは米国時間12月3日、Polyのユーザー宛のメールで、3Dオブジェクトの作成とライブラリのプラットフォームを来年、「永久に」閉鎖すると発表した。サービスは2021年6月30日に終了し、ユーザーは2021年4月30日から3Dモデルをサイトにアップロードできなくなる。
Polyはバーチャルリアリティに最適化された3D作成ツールとして導入された。ユーザーはVR内のツールを使って、簡単に低ポリゴンオブジェクトを作成できる。このソフトウェアはゲームや体験に組み込まれる可能性がある軽量な3Dアセットを作成して表示する手段として設計されており、同社のTilt BrushやFacebook(フェイスブック)の(現在はAdobeの)Mediumのような、アートやスカルプティングを重視したVRツールとは対照的だ。
グーグルはすでに同社のAR / VR事業のほとんどを廃止しており、その中にはモバイルVRプラットフォームのDaydreamも含まれている。
AR / VR業界の初期段階では、多くの3D中心のスタートアップがデジタルオブジェクトのライブラリ作成や、ホスティングに賭けた。そして投資家の熱が冷め、AR / VRコンテンツをホストするテクノロジープラットフォームがそれらの製品を閉め出したため、このような3Dコンテンツのマーケット需要がどこにあるのかは、当分の間不明だ。
Polyにオブジェクトをアップロードしたユーザーは、閉鎖前にデータとモデルをダウンロードできる。
カテゴリー:VR / AR / MR
タグ:Google、Poly
画像クレジット:Poly
[原文へ]
(翻訳:塚本直樹 / Twitter)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/12/04/2020-12-02-google-shutting-down-poly-3d-content-platform/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Lucas Matney
Amazonベストセラー
Now loading...