アート作品をオンライン・オフラインの両面で管理するサービス「between the arts」を運営する株式会社between the artsは、高さ・奥行き・幅の合計最大6m(300号程度)までの大型アート作品を1点から預けられるサービスを開始した。
これにより、コレクターのほかアートギャラリーやアーティストにも便利なサービスとなるだろう。なお、絵画だけでなく立体作品にも対応しているようだ。
オンライン管理とオフライン管理
今年7月にローンチした「between the arts」は、保有しているアート作品を撮影するだけでクラウド上で管理できるサービスだ。
クラウドにアップしたアート作品について、アーティスト別・年代別・素材別・国別などさまざまな角度のポートフォリオがオンラインで確認できたり、一覧表示で確認できたりとコレクターの所蔵数や資産額などを可視化できるのがポイント。なお、アート作品のクラウド管理は無料で行える。
また、自宅などで管理しきれないアート作品の預かりサービスも行う。温度湿度が徹底され、セキュリティも万全な環境で月額500から預かってもらえる。
さらに、9月には預けたアートコレクションを企業向けにレンタルすることができるようになり、アートの新たな資産活用を提案するアートアセットマネジメントサービスとして展開してきた。
アーティストなどの要望をうけたサービス
これまで、預けられる作品のサイズは120号程度までと限定的だったが、アートギャラリーやアーティストからの預かりサイズに関する要望が多かったことをうけ、今回300号程度までの大型作品の預かりにも対応。
なお、300号程度のアート作品が1点から預かれるサービスは日本初とのことだ。
高さ・奥行き・幅の合計でいうと、1メートルまでは500円、2メートルまでは1,000円というふうに5メートルまでは500円ずつ加算していき、5メートルを超えて6メートルまでの作品は5,000円の月額がかかる。
アート作品の管理・保管にくわえ流動性にも着目した同サービスは、アート作品やアーティストに新たな価値を付加するかもしれない。
- Original:https://techable.jp/archives/143783
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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